ジェネリックバイアグラの動向

現在のところ、東和薬品を皮切りに、陽進堂、あすか製薬、本草製薬と、4社からジェネリックバイアグラが市販されております。
当院では、様々な事情を考慮し、現在のところ、陽進堂製シルデナフィルを中心に処方させていただいております。
評判も良く、一度使って頂いた方のほとんどはリピートされております。
先のブログで紹介しましたが、高いクオリティーから、安心して使用する事が出来ます。
あすか製薬と本草製薬製シルデナフィルの取り扱い予定は、今のところございません。
その理由は…秘密と言う訳ではありませんが、扱う必要がないからとしておきます(笑)。

全国的な動向を申しますと、バイアグラをご希望の方の8割程度がジェネリックに切り替えているとの事です。
当院を例に挙げますと、シルデナフィルVI「YD」50mgで、1090円で提供させていただいておりますので、当初の正規バイアグラから比較すると、コストをかなり抑えることが出来ます。
品質的に問題なければ、ジェネリックで十分です。
ファイザー社も、対抗策を出すと言う噂が有りましたが、どうなっているのやら。
効果が同じであれば、少しでも安価な方が良いに決まってますよね。
ジェネリックと同じ価格にならなければ、もう無理かな?

今後ですが、各社からジェネリックバイアグラの市販される予定です。
すでに製造承認が認められている製薬メーカーは、
テバ製薬
キッセイ薬品工業
マイラン製薬
シオノケミカル
大興製薬
辰巳化学
です。
以上の製薬メーカーは、製造承認されていますので、市販されるのは時間の問題となります。

テバ製薬は、イスラエルにある世界第一位のジェネリックメーカーです。
世界各国でジェネリックを製造販売しています。
当然ながら、日本にある企業と合弁会社を作ったり、買収したりと、積極的に日本進出を計ろうとしています。
大洋製薬、大正薬品工業、興和あたりと、いろいろと有りましたが(省略?)、今は、テバtevaに統一されていたと思います。
日本のジェネリックメーカーにとっては脅威でしょうね~。
さて、ジェネリックバイアグラに関しても、諸外国でのノウハウがあると思うので、どうなるでしょう?

マイラン製薬は、本家バイアグラの製造元であるファイザー社と業務提携しています。
また、原薬を製造販売しているとも考えられていますので、ファイザー社や他の製薬メーカーとの関係が気になるところです。

他のジェネリックメーカーさんは、どのような特徴を出してくるのでしょうか?
特徴が見いだせないようであれば、最終的には価格が決め手となってしまいます。

いずれにせよ、消費者にとって、選択肢が増える事は良いことです。
私たちの責任は、品質の良いジェネリックバイアグラを、皆さまにお届けできるようにすることだと思います。

Comments are closed.