副作用説明を忘れていました。
バイアグラ、レビトラ、シアリス、いずれのED治療薬も、副作用は…あります。
どちらかといったら、副作用の多めな薬剤に分類されると思います。
しかし、いずれの副作用も、軽微なもので、副作用により、突然死をきたしたり、後遺症が生じたりすることは、心配されなくても大丈夫です。
ED治療薬の副作用は様々です。
バイアグラ、レビトラ、シアリスは、PDE5阻害剤というグループに属しております。
よって、副作用も似通っています。
もっとも多い副作用は、顔や体の火照りです。
陰茎海綿体だけでなく、全身の血の巡りが良くなることにより生じます。
血流が良くなりすぎると、副作用として現れる場合があります。
顔や体の火照り以外では、目の充血、鼻づまり(鼻粘膜の充血)も、比較的多目の副作用です。
バイアグラ、レビトラ、シアリスで、頭痛が生じる方も見受けられます。
これもPDE5阻害剤の、血管拡張作用によるものと考えられます。
また、ED治療薬の使用に関わらず、性行為時に(特にオーガズム時に)頭痛を生じる方がいます。これを、性交性頭痛と呼びます。
その発症メカニズムは明らかでは有りませんが、中には、激痛を生じる方もいます。
バイアグラ、レビトラ、シアリスは、そのほかにも、様々な副作用が出現する場合があります。
食道、胃や腸などの消化器の血流が良くなった場合、胸焼け、吐き気や下痢などが生じる場合もあります。
筋肉痛や、眩しく見える等の視覚異常が見られる場合もあります。
挙げ出すときりがないくらいです。
気になる心臓の副作用です。
バイアグラ、レビトラ、シアリスには、心臓への副作用、負担など、悪いイメージが付きまとっていますね。
心臓の副作用は、健常者が服用した場合は、動悸程度です。小走りした程度と言えば伝わるでしょうか。ほっとけば時期に治まります。
心臓突然死や、不整脈は、心配しないでよいと考えます。
勃起薬の服用にあたり、心臓への副作用、負担を心配されると思います。
確かに、動悸など心臓の副作用はあります。
運動制限が必用な心臓病をお持ちの方は、性行為を控えた方が良いと考えます。
どの程度の運動制限が必要か、主治医の先生と相談してください。
ED治療薬の服用が悪いのでなく、性行為そのものが、ある意味運動です。そのため、性行為(運動)はダメですよ~ということです。