バイアグラ、レビトラ、シアリスの本物と偽物の見分け方



【写真で見るED治療薬の本物と偽物の見分け方】

偽造品の服薬は危険ですので絶対に止めて下さい。
国内で未承認の海外製のED治療薬は、 効果が無い場合や死亡例を含む副作用の危険があり、被害報告が相次いでおります。
輸入した偽造品を処方する医療機関も散見されます。
当院での経験も踏まえ、粗悪医薬品の鑑別法をご紹介します。

【偽物】

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まとめ ビニール包装は偽造ED治療薬の可能性 偽造シルデナフィル100mg錠の拡大 偽造シルデナフィル100mgマクロ 偽造シルデナフィル50mg錠の拡大 偽造シルデナフィル50mgマクロ 偽造バルデナフィル(レビトラ)20mg錠の拡大 偽造バルデナフィル(レビトラ)20mgマクロ 偽造タダラフィル(シアリス)20mg錠の拡大 偽造タダラフィル(シアリス)20mgマクロ

【国内正規薬】

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バイアグラ50mgPTPシート包装 シルデナフィル(武田テバファーマ)50mgPTPシート包装 シルデナフィル(東和薬品)50mgPTPシート包装 レビトラ20mgPTPシート包装 シアリス20mgPTPシート包装
バイアグラ50mg錠の拡大 武田テバファーマ社 シルデナフィル50mg錠の拡大 東和薬品 シルデナフィル50mg錠の拡大 レビトラ20mg錠の拡大 シアリス20mg錠の拡大

【騙されないための実話集】

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実話集その1 実話集その2 実話集その3

【包装】

国内に流通しているED治療薬は、バイアグラODフィルムを除き、全て PTP(press through pack)シート に包装された錠剤となります。
PTPシートとは、以下の写真のように、透明なプラスチックとアルミシートで包装されたもので、皆様に、馴染みのあるものと思います。 密閉効率が高いため、細菌などを含む汚染や、湿気や空気による変性・酸化などを抑制できるため、 有効成分を損ねることなく、かつ衛生的に長期に渡り保存が可能になっております。
国内の製薬メーカーから、包装されていない状態で出荷されることはありえませんし、 包装された薬剤を取り出し新たに包装する必要もありません。 もし、PTPシートで包装されていなかった場合、例えば ビニールで分包されたものであった場合は、 ”怪しい薬”の可能性が極めて高くなります。

また、PTPシート表面や裏面に、製薬会社名や薬剤名、注意事項など、 何らかの日本語表記が必ずあります。 日本語表記の有無も、参考となります。

【外見】

【フィルムコート】
シルデナフィルOD錠「トーワ」(東和薬品製ジェネリックバイアグラ)を除く、国内に正規に流通しているED治療薬の全ては、 フィルムコート錠となっております。
外見的な特徴としては、表面が平滑で艶があります。 フィルムコートは、成分の露出を防ぎます。湿気や酸化を抑制できるため、PTPシートから取り出した状態でも、 短期間であれば保存が可能です。
一方、粗悪薬は、フィルムコートされていないため、 表面がザラザラで艶がありません。 いわゆる粗錠と呼ばれるもので、保存に難があります。
国内外問わず、ほとんどの製薬メーカーは、フィルムコートを採用しております。
もし、粗錠であった場合は低品質 であるとお考え下さい。
ちなみに、上述のビニール袋による分包されたものと粗錠の組み合わせは、もっとも保存に不適切な組み合わせの一つとなります。

【不純物】
薬剤の着色が不均一で、その一部に黒いシミ のようなものが見えます。 不純物と考えられます。 不衛生な場所で製造された可能性は否定できません。 偽造ED治療薬による副作用は、不純物で生じることも多々ございます。

【識別コード】
国内に正規に流通するほぼ全ての薬剤には、識別するための識別コードが示されております (一部、口腔内崩壊錠を除く。この場合は、包装に明記されております)。 識別コードは、薬剤自体に刻印または印字されています。 厚生労働省が認可した、国内に正規に流通するED治療薬は、全てこの識別コードがございます。 もし、識別コードを認めない場合は偽造品 の可能性が高まります。

【容量】

バイアグラ及びシルデナフィル
国内では、25mg及び50mgが認可されております。
海外では、100mgまで認可されておりますが、国内では100mgは正規に流通しておりません。
シルデナフィル(ジェネリックバイアグラ)でも同様です。
バイアグラ及びシルデナフィルの100mgは偽造品 の可能性が高くなります。

レビトラ
国内及び海外で、5mg、10mg、20mgが認可されており、流通しております。
上記以外の容量、例えば40mgや50mg、100mgは、偽物になります。

シアリス
国内及び海外で、5mg、10mg、20mgが認可されており、流通しております。
上記以外の容量、例えば40mgや50mg、100mgは、偽物になります。

【ジェネリックは存在する?】

現在、ジェネリックが認可されているED治療薬はバイアグラだけ です。 もし、レビトラ、シアリスのジェネリックを勧められた場合は、危険ですので拒否して下さい。
FDA(アメリカ食品医薬品局)で認可されている米国製のジェネリックなので安心
など、全くのデタラメの説明をしている極めて悪質なケース もございます。
注意して下さい。

国内でのジェネリックは、『成分名+製薬会社名』で表記する決まりがあります。 具体的には、成分名であるシルデナフィル+「製薬会社名」で表記されます。
例 シルデナフィル「テバ」(武田テバファーマ)、シルデナフィル「トーワ」(東和薬品)

【バイアグラ】
国内では、厚労省で認可された正規のジェネリック医薬品が流通しています。 容量は共に25mg及び50mgが認可されております。 海外では、100mgまで認可されておりますが、国内では100mgは正規に流通しておりません。 バイアグラ及びシルデナフィル(ジェネリックバイアグラ)の100mgは偽造品 の可能性が高くなります。

【レビトラ】
国際特許が有効なため、ジェネリックは存在しません。 アメリカおよびカナダでは、レビトラと同成分のED治療薬、スタキシンstaxynが、 レビトラの販売元であるバイエル薬品の許可のもと、グラクソスミスクライン社から市販されております。 これはジェネリックではなく、剤形を改良したものとお考え下さい。口腔内崩壊錠(OD錠)となっております。

【シアリス】
国際特許が有効であり、ジェネリックは存在しません。 シアリスの成分であるタダラフィルは、前立腺肥大症や肺高血圧症の治療薬として、 それぞれ、ザルティア、アドシルカとして認可されております。 これもジェネリックではなく、適応症が異なるため、保険など様々な理由で、別名とすることで認可されております。

【代替品がある場合は輸入できない】

医薬品が承認されるには、国内で治験を行い、有効性や安全性をチェックするなど、 クリアーしないといけない様々な事柄があります。 そのため、海外で有効性が確認されている薬剤であっても、国内で使用できるようになるには、 数年待たないとならない場合も出てきます(ドラッグ・ラグと呼ばれています)。 がん患者様など、時間に余裕の無いケースも多々ございます。 その一つの解決手段として、薬剤の個人輸入が認められております。 国内に同成分の代替品がある場合は、輸入が認められておりません。 薬剤の輸入には、厚生局が発行する薬監証明が必要です。 薬監証明は国内に入手可能な代替薬がある場合は発給されない と明記されております。 つまり、バイアグラもレビトラもシアリスも、各々のジェネリックも、その本物偽物関わらず、基本的には輸入することはできません。
ちなみに、 薬監証明は薬の輸入の証明であって、それが本物であるか偽物であるかは保証しておりません

【効果と副作用】

当然ですが、 安定した勃起改善効果は期待できません
有効成分が全く入っていない場合や、類似の化合物が入っている場合など様々なケースが報告されております。 有効成分以外にも、不純物が極めて多いため、それによって副作用が発症することが報告されております。 中には、糖尿病治療薬が混入しており、低血糖性昏睡に陥った例もございます。 毎年のように死亡例も報告されております
万が一、国内で正規に流通している医薬品で副作用が生じた場合、 その治療費を補助してくれる医薬品副作用救済制度 というものがあります。 しかし、偽造品や国内未認可の海外製医薬品で副作用が生じた場合は、 医薬品副作用救済制度は適応されません

【正規品を処方してもらうには】

【製薬メーカーのサイトで検索する】
各製薬メーカーがED患者様に対して情報発信を目的に運営しているサイトがあります。 そこでは、医療機関を検索するのが確実です。 掲載されていない医療機関は正規品の取扱いが無い 場合があります。

各ED治療薬の製薬メーカー運用サイト

ファイザーがサイト運用している ED-info.net
ファイザー
バイエル薬品が運用している EDネットクリニック
バイエル
日本新薬がサイト運用している EDケアサポート
日本新薬

【感謝状の有無をチェックする】
製薬メーカーからの感謝状 多くの診療実績の豊富な医療機関は、各製薬メーカーから感謝状を頂いています。 感謝状の有無は、安心して受診できる医療機関を探す、目安の一つです。

各社賞状

『他の医療機関で処方されたED治療薬が、本物であるか調べてほしい』
等の、お問い合せが頻発しています。
『全く効果がなかった』『副作用で一日気分が悪かった』 などの不満とともに、その”薬”を持参される方も多数おります。
存在しないジェネリック医薬品を、さも存在するかのように説明を受けた
FDA(アメリカ食品医薬品局)で認可されている米国製のジェネリックなので安心
または、
診察室内では国内正規品で説明を受けたが、窓口では、全くの別物が処方された
など、悪質な手口もあるようです。
断る勇気も必要です。

安全な国内正規ED治療薬は池袋スカイクリニック(東京都豊島区西池袋)へ。