ED治療や勃起不全は【池袋スカイクリニック】東京都豊島区
ドキシペップは、日本国中、全ての医療機関において、保険診療の適応外となります。
公的保険は適用されません。
池袋スカイクリニックでも同様、ドキシペップは、全額自己負担となります。
費用は、お薬代(遠隔診療の場合はプラス送料)のみのご負担となります。
直接ご来院した場合、診察終了後、お会計終了後に、その場でお薬をお渡し出来ます。
遠隔診療(電話診療)の場合は、テレビ電話での診療後、宅急便(ヤマト運輸)で発送いたします。
ドキシペップDoxyPEPとは、細菌性性感染症、具体的には梅毒、クラミジアおよび淋病(淋菌)を抗生物質を服用することで予防する方法になります。
抗生剤であるドキシサイクリン(ビブラマイシン)200mg(100mg錠を2錠)を、
性行為後できるだけ早いタイミング(最低でも72時間以内)に服用していただきます。
膣性交だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでも同様です。
ドキシペップDoxyPEPは、Doxycycline PostExposure Prophylaxisの頭文字に由来し、ドキシサイクリンDoxycycline(抗生物質)を用いた、
性感染症に接触後PostExposureの感染予防法Prophylaxisという意味です。
アメリカ疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)のガイドラインとして記載されており、
科学的根拠(エビデンス)のある細菌性性感染症の予防法です。
具体的には、ゲイ、バイセクシュアル、その他の男性、およびトランスジェンダー女性において、
梅毒およびクラミジアで70%以上、淋病(淋菌)でおよそ50%程度、性感染症が予防できるとの大規模臨床試験の成績が基になっています。
一般人口に対する報告では無いため、予防効果をそのまま一般人口に当てはめるわけには行きませんが、
一般人口においても予防効果はあると考えます。
当院では、上記のゲイ、バイセクシュアル、その他の男性、およびトランスジェンダー女性以外にも、
感染リスクの高いパートナーと、感染対策をしないで性行為を行った例や、コンドームなどの破損など、何らかの理由で、
感染予防が不十分になってしまい、感染が強く疑われる例に対して、ドキシサイクリン(ビブラマイシン)を処方をさせていただいております。
感染リスクの高い例に限って、ドキシペップDoxyPEPを行っております。
ご理解下さい。
大規模臨床試験の成績については、下記に別項を設けていますので、ご参考にして下さい。
細菌性性感染症(STI:具体的には梅毒、クラミジア、淋菌)を予防するには、感染の疑いがあるパートナーとの性交渉を避けるのが良いのですが、
判断できないことも多く、難しいところがあります。
コンドームに因る感染予防は必須ですが、梅毒のように、コンドームでも防ぐことが出来ない場合もあります。
オーラルセックスをした場合は、コンドームは意味がありません。
また、感染を成立させないことが重要ですので、悠長に考えている時間的余裕もありません。
今までは、感染が疑わしい場合であっても対策がなく、感染していないことを、ただ願うしかなかったのですが、
ドキシペップDoxyPEPの登場により、100%ではありませんが、ある一定程度、感染を防ぐことが可能になりました。
とは言え、まだ不明な点もあることも確かです。
医師の説明を聞き、効果や使用法など、十分なご理解が得られた場合のみ、処方いたします。
ドキシペップDoxyPEPは、梅毒、クラミジア、淋病(淋菌)に対する予防法です。
その他の性行為によって感染しうる感染症に対する予防効果は期待できません。
また、感染予防効果は100%ではありません。
ドキシペップDoxyPEPを行ったにも関わらず、性感染症に罹患した場合でも、当院は何ら責任を負うものではございません。
ドキシペップDoxyPEPの使用は、感染の可能性が高い場合に限定して下さい。
大前提として、感染対策を行った上で、性交渉を行って下さい。
決して、性行為後にドキシペップDoxyPEPを行えば良いなど、安易に考えないで下さい。
感染が疑われる場合、性行為後速やかに、最低でも72時間以内にビブラマイシン(ドキシサイクリン)200mg(ドキシペップdoxyPEP)
を服用します。
1日に何回性交渉しても、その回数に関わらず、一度服用した場合は、24時間以内の追加服用は行わないで下さい。
必要があれば、連日(24時間以上間隔を空ける)服用することも可能です。
副作用を抑制するため、以下の服用を心がけて下さい。
・『食後』に『250ml以上の水』で服用して下さい。また、服用後1時間は、横にならないようにして下さい。
悪心や胃のむかつき感、食道炎などの消化器系の副作用に繋がる場合があります。
・乳製品、制酸剤、鉄分、カルシウム、マグネシウムを含むサプリメントを摂取してから2時間以内は服用しないで下さい。
吸収が阻害され、期待通りの効果が得られなくなる場合があります。
・ドキシサイクリンを服用すると、光線過敏症(日光を浴びることで痒みや、発赤、発疹などを生じる)をきたす場合があるため、
ドキシPEPを服用中は日焼け止めを塗るか、日光から身を守るようにして下さい。
副作用一覧
1%以上
消化器 : 食欲不振、悪心・嘔吐
1%未満
消化器 : 腹痛、下痢、口内炎、舌炎
過敏症 : 発疹(斑状丘疹性皮疹、紅斑性発疹を含む)
頻度不明
肝臓 : AST、ALTの上昇
消化器 : 膵炎、食道潰瘍、食道炎、嚥下障害、消化不良、腸炎、肛門周囲炎
血液: 顆粒球減少、血小板減少、溶血性貧血、好酸球増多
循環器 : 潮紅、低血圧、心膜炎、末梢性浮腫、頻脈
腎臓 : BUN上昇
過敏症 : 発熱、蕁麻疹、光線過敏症(爪甲剥離症を含む)、多形紅斑、固定薬疹
皮膚 : 色素沈着(長期投与時)
筋・骨格系 : 関節痛、筋肉痛
その他 : 頭蓋内圧上昇(嘔吐、頭痛、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆等)に伴う症状、ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、
ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)、全身性エリテマトーデスの悪化、血清病、耳鳴
3つの大規模臨床試験において、梅毒、クラミジア、淋病のリスクが高い男性と性交するゲイ、
バイセクシュアル、その他の男性、およびトランスジェンダー女性の感染リスクを軽減することが証明されております。
具体的には、梅毒およびクラミジアは70%以上、淋病(淋菌)でおよそ50%程度、感染が予防できるとの報告を基に、
ガイドライン掲載に至っています。
1.Post-exposure prophylaxis with doxycycline to prevent sexually transmitted infections in men who have sex with men:
an open-label randomised substudy of the ANRS IPERGAY trial
Lancet Infect Dis. 2018 Mar;18(3):308-317.
2.Postexposure Doxycycline to Prevent Bacterial Sexually Transmitted Infections
N Engl J Med. 2023 Apr 6;388(14):1296-1306.
3.Doxycycline prophylaxis and meningococcal group B vaccine to prevent bacterial sexually transmitted infections in France (ANRS 174 DOXYVAC):
a multicentre, open-label, randomised trial with a 2 × 2 factorial design
Lancet Infect Dis. 2024 Oct;24(10):1093-1104.
上記以外の一般人口に対する予防効果は、残念ですが、現時点ではデータ不足のため、明らかになっていません。
しかし、一般人口だからといって効果が無いとは考えられません。
シスジェンダー女性(自分の性を女性と自覚しているが、性的パートナーが男性とは限らない)
において、ドキシペップDoxyPEPが有効でなかったとするケニアからの報告があり、これを理由に、
一般例では無効であるとする意見もございます。
しかし、この報告では、抗生物質の服薬尊守率が低かった可能性
(毛髪のサンプリングから、試験参加者の使用率が評価されています)が指摘されており、
これをもって、無効であるとするのは早計です。
Doxycycline Prophylaxis to Prevent Sexually Transmitted Infections in Women
N Engl J Med. 2023 Dec 21;389(25):2331-2340.
実際に、オキシサイクリン(ビブラマイシン)服薬後の膣や直腸粘膜、尿道などの組織や分泌物において、
梅毒およびクラミジアの増殖を阻止しうる、十分な濃度(最小発育濃度MIC90の2〜4倍)が得られることが報告されており、
(淋菌は、耐性菌が増加傾向のため、やや効果が低くなっています。)
ある程度の感染予防効果が得られると考えるのが妥当と思われます。
MUCOSAL PHARMACOLOGY OF DOXYCYCLINE FOR BACTERIAL STI PREVENTION IN MEN AND WOMEN
Abstract 118. CROI; 2023 Feb 19-22
そのため、当院では、上記のゲイ、バイセクシュアル、その他の男性、およびトランスジェンダー女性以外にも、 感染リスクの高いパートナーと、感染対策をしないで性行為を行った例や、コンドームなどの破損など、何らかの理由で、 感染予防が不十分になってしまい、感染が強く疑われる例に対して、ドキシサイクリン(ビブラマイシン)を処方をさせていただいております。
ドキシサイクリンは、本邦では商品名ビブラマイシンとして流通している抗生剤です。
テトラサイクリン系の抗生物質で、適応菌種は、ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、肺炎桿菌、ペスト菌、コレラ菌、
ブルセラ属、Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)、クラミジア属と幅広く、
適応症は、表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、
咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、尿道炎、
淋菌感染症、感染性腸炎、コレラ、子宮内感染、子宮付属器炎、眼瞼膿瘍、涙嚢炎、麦粒腫、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、
歯冠周囲炎、化膿性唾液腺炎、猩紅熱、炭疽、ブルセラ症、ペスト、Q熱、オウム病、とされています。
アメリカでは、梅毒やクラミジア、淋菌の性感染症は、ゲイやバイ・セクシャル、その他の男性同性愛者や、
トランスジェンダー女性に、特に多く見受けられる感染症とされておりましたが、世界的に一般人口においても、
増加傾向です。
特に、不特定多数のパートナーと性行為をする方は、リスクが高く、少しでも疑いがある場合は、
予防や感染の有無を検査することが重要です。
本邦においては、細菌性性感染症である梅毒の患者数が増加の一途をたどっていることが報道されており、
耳にした方も多数いらっしゃるかと思います。
その予防は、梅毒感染者との性行為を避けることが基本となります。
また、罹患に気づかない場合もあるため、適切なコンドームの使用が大切とされますが、
コンドームがカバーできない部位から感染する可能性もあります。
特に、梅毒は、コンドームでは完全には予防できないともされています。
膣性交だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスをした場合も感染リスクがあるため、注意が必要です。
クラミジア感染症は、やはり最近増加傾向であり、成人のクラミジア保有率は3〜5%に達するとの報告もあります。
国内での感染者数は100万人にのぼり、特に10代〜20代後半の性的に活発な世代において増加傾向です。
また、クラミジア感染は、不妊の原因の一つとして重要です。
女性において、卵管の閉塞や周囲との癒着により卵管性不妊の原因になることが広く知られておりますが、
男性においてもクラミジア感染は、男性不妊の原因になる可能性が指摘されています。
さらには、無症状であることも多いため、感染者とのセックスを避けようとしても判断がつかないため、限界があります。
淋病は、クラミジアに次いで2番めに頻度の高い細菌性性感染症です。
2〜9日の潜伏期間を過ぎた後、典型的には、尿道から黄白色の膿を伴い、排尿時痛やかゆみを生じ、尿道炎として発症します。
淋病もまた男性不妊の原因となります。
症状が乏しい場合もあるため、放置せず、治療を行うことが重要です。
性感染症は性的接触により感染する感染症であり、上記疾患にだけにとどまりません。
性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマなども性感染症であり、
HIVやB型肝炎も代表的な性感染症です。
繰り返しになりますが、ドキシペップDoxyPEPは、全ての性感染症に有効なわけではありません。 梅毒、クラミジアの性行為に因る感染を70%、淋菌(淋病)の性行為に因る感染をおよそ50%減少するとされています。(外国データ)
ドキシペップは、日本国中、全ての医療機関において、保険診療の適応外となります。
全て自由診療(保険外診療)です。
公的保険は適用されません。
池袋スカイクリニックでも同様、ドキシペップは、全額自己負担となります。
直接ご来院した場合、診察終了後、お会計終了後に、その場でお薬をお渡し出来ます。
遠隔診療を希望する場合は、お薬代以外として、お薬の送料が必要です。
ご負担する費用 = お薬代 + 送料
となります。
その他の費用、診察料、処方箋料のご負担はありません。
北海道や沖縄、離島を除けば、多くの場合、発送翌日にお手元にお届けすることが可能ですが、
到着日を保証することは出来ません。
ドキシペップDoxyPEPには制限時間がございます。
感染が疑われる性行為後、最低でも72時間以内に服用する必要がございます。
時間的猶予を良くお考えいただき、ご依頼下さい。
送料を以下に示します。
ご参考にして下さい。
池袋スカイクリニックより、直接、郵送先に発送いたします。
送料(ヤマト運輸:宅急便コンパクト)
北海道 : 790円
北東北 (青森・岩手・秋田) : 640円
南東北 (宮城・山形・福島) : 590円
関東 (茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨) : 590円
信越 (新潟・長野) : 590円
北陸 (富山・石川・福井) : 590円
中部 (岐阜・静岡・愛知・三重) : 590円
関西 (滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山) : 640円
中国 (鳥取・島根・岡山・広島・山口) : 690円
四国 (徳島・香川・愛媛・高知) : 690円
九州 (福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島) : 790円
沖縄 : 790円
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