当院には、挙児希望の男性がしばしば来院されます。
決して体調が悪いわけでは無く、かといって奥様に対して愛情がなくなってしまった訳ではない男性がいらっしゃいます。
朝勃ちもしっかりあり、マスターベーションもできる方です。
挙児希望の方が陥りやすい失敗として、
『排卵日のみ、セックスを営もうとする』
ことが挙げられます。
私どもは、患者様に常日頃からお話しさせていただいていることに、『セックスはコミュニケーションである』があります。
日ごろからコンスタントにセックスがあり、そのうちの一日として排卵日にあたるのが理想ではないでしょうか?
排卵日だけとなると、セックス自体が味気ないものになってしまいます。
そうなると、奥様に対して愛情も有り、お子様をご希望されていることも十分理解はできるが、性欲が今一つ湧いてこないといった事態に陥る可能性がでます。
このような場合、雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか?と提案させていただく時が有ります。
具体的には、奥様と付き合っているころを思い出していただき、お洒落して外出したり、自宅でセックスをするのではなくホテルに行ったりするのも良いと思います。
少々、アブノーマルな事をされるのも、変化をつけるにはいいかもしれません。
マンネリが原因で有れば、変化が必要です。
先日、インターネットで、デンマークからのニュースを拝見しました。
デンマーク政府が打ち出しているキャンペーンなのですが、
それは、
愛する人と旅行に出かけよう!
と言った内容なのですが、その理由が、旅行中はセックスの回数が増加し、妊娠する可能性が高まるからだそうです。
旅行中のセックス回数は5割程度増加し、実際にデンマークの国民のおよそ1割が旅行中に妊娠されているとしています。
デンマークも、本邦と同様に、出生率の低下に悩んでいる国の一つです。
当院と同じような事を、デンマーク政府も推奨しているわけですね(笑)