シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」

ついに発表されましたね~。
待ちに待ったジェネリック・バイアグラです。
もちろんですが、私たちも取り扱う予定がございます。
準備でき次第、発表しようと考えます。

東和薬品についてですが、大手国産ジェネリック医薬品メーカーの一つです。
黒柳徹子さんのCMを目にされたことのある方もいらっしゃるかも知れません。

今までのファイザー社製バイアグラとの違いが大いに気になるところです。
違いの一つとして、まず、剤形が口腔内崩壊錠(OD(Oral Disintegrant)錠と言います)で市販されたことが挙げられます。
この口腔内崩壊錠というのは、お水など無くとも服薬可能にした改良された剤形の一つです。
ただし、薬剤は、胃からの吸収が占めますので、やはり、確実に薬剤を胃まで落とし込む込んだ方が、効果は確実に発現できると考えます。
僅かな唾液で服薬可能では有りますが、成分が胃まで流れ込まず食道で停滞してしまう可能性もございます。
この場合は、当然ですが、期待される薬効が減弱してしまいます。
ですので、余裕が有れば、お水やお茶などで、流し込むのが無難です。
また、東和薬品製ジェネリック・バイアグラですが、服薬時に違和感が出ないように、レモンとコーヒーの2種類のフレーバーが用意されています。
多くの他の薬剤にも口腔内崩壊錠の設定がございます。
そして、なんらかのフレーバーが加味されていることがほとんどです。
ラムネのようなイメージで考えて頂ければ良いのですが、残念ながら、東和薬品製ジェネリック・バイアグラは、美味しくありません苦笑。
根本的に味がいま一つなのと、口腔内や舌に、ザラザラ感が残ることが原因です。
味は関係ない、きちんとした効果が期待できれば良いとの考えもありますが、やはり、もう少し上手に作れなかったのかな~と、少々残念な気持ちです。
とはいえ、不味くて服薬が出来ない訳では無く、口腔内崩壊錠で有るメリットもありますので、これはこれで、良しとしないといけないのかもしれません。
今後ジェネリック・バイアグラを市販するであろう他のメーカーさんも、このようなOD錠で市販される可能性も高いので、乞うご期待と言ったところでしょう。
本家であるファイザー薬品は、優秀なOD錠を作る技術が有ると思うのですが、どうするのでしょうか?
そして、レビトラのバイエル薬品、シアリスのイーライリリー社は、どうするのでしょう?

最大の関心事項は、何といっても価格でしょう。
正直に申しますと、ちょっと期待外れです。
まだ、ジェネリック・バイアグラの市販が東和薬品1社に限られていることが、主だった原因の一つと考えられますが、正直なところ残念です。
ただし、今後数社から市販が予定されておりますので、価格競争は必至です。
競争原理によって、製剤の完成度、費用など、有利なメーカーが勝ち残るのでしょう。
そうなれば、もう少し、コストが抑えられるかもしれません。
気になる当院での価格ですが、只今、交渉中です(笑)
当院は、処方実績も多数ございますので、メーカーから良い条件を引き出したいと考えています。

期待が大きかっただけに、本ブログにも「残念」が多数です苦笑。
皆さんの為にも、がんばらないといけないと考えています。

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