2014年から2015年へ

2015年も3週間ほど経過いたしました。
ブログは、2か月ぶりの更新です。

思い返せば2014年は、様々な事が起きました。
5月にジェネリックバイアグラが市販されたのが、ED業界最大の話題です。
ジェネリックと称した模造品は、今までもインターネットなどで流通しておりましたが、これらの多くは非正規品であり、その使用により、多くの健康被害が報告されておりました。
中には死亡例もございました。
このような粗悪なED治療薬を購入する動機の一つが、価格でありました。
しかし、今までの状況が、正規のジェネリックバイアグラが認可されて事によって、一変します。
まず第一に、東和薬品さんから市販され、それを皮切りに毎月のように、様々な製薬会社から、ジェネリックバイアグラことシルデナフィルが市販されました。
当初は、思ったほど価格が抑えられないな~と言った印象でしたが、各製薬会社間の競争原理が働くようになると、次第に、価格が下落して行き、今では、50mgで1000円を割り込むところまで来ております。
正直に申せば、レビトラとバイアグラを比較した場合、副作用、食事の影響の点から考えると、これらはレビトラの方が少ないため、薬剤としての完成度が高いと考えます。
そのため、バイアグラのシェアは低下し、一方で、レビトラのシェアは上昇するという状況が続いておりました。
しかし、ジェネリックバイアグラが市販され、価格が下落するとともに、ジェネリックバイアグラの人気が高まりました。
確かに、レビトラの方が優れているところが多いのですが、副作用が許容できる方、食事の影響を計算して服薬ができる方にとって、やはり、価格と言うファクターは大きなものですよね。
ちなみにですが、正規のファイザー社のバイアグラのシェアの9割は、ジェネリックにとって代わられています。
(個人的には、ファイザー社は、これでいいのかな~、もっと上手なやり方があるのではないのかな~、などと心配してしまいますが…)

ED治療薬におけるジェネリック医薬品の認知度が増すに従い、レビトラやシアリスのジェネリックについてのお問い合わせも増えております。
正確な時期は分かりませんが、次のジェネリックは、ずばりシアリスです。
時期としては2016~2018年。
そうです、早ければ来年にもシアリスの正規のジェネリックが市販される可能性があります(あくまでも推測です。本邦は、やや遅れる可能性もあります)。
その場合は、成分名であるタダラフィルと表記されることになります。
レビトラに関しては、2020年頃まで待つ必要があります。
ですので、皆様、もう少しお待ちください。
決して、粗悪な模造品を使わないようにしてください。

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