しばしば、
『このED薬が本物かどうか調べてほしい』
とのお問い合わせを受けます。
以前は、製薬メーカーに協力して頂いて、調べたこともございましたが。
厚労省の発表によれば、インターネットなどの非正規に流通してるED薬の7割は偽物であるとしております。
偽物による健康被害、死亡例が後を絶たず、厚労省も問題にしているので、このような発表が有るわけです。
早く取りしまれば良いと思われるかもしれませんが、多くの業者は、国内ではなく海外に所在しているため、日本の法が及ばないため、いまだに、取り締まれていないのです。
『正規品と偽物の区別の仕方を教えてほしい』
との問い合わせも同様に多いのですが、現在、問い合わせは、お断りしております。
お断りしているというか、我々でも、外見上、区別できないことがあり、とてもでは有りませんが、みなさんができるとも考えられません。
当院としても、責任を負う事ができませんので。
以下に、例を挙げます。
非常に良くできておりますが、残念ながら偽物です。
ここまで来ると、まったくと言ってよいほど本物と違いがわかりません。
当院に来られた患者さまからお預かりしているもので、インターネットで購入されたそうです。
もう一例挙げます。
これは、かなり怪しいものです。
まず、製薬会社の刻印が有りません。
薬を識別するための刻印もありません。
このように分包する特別な意味が有るのでしょうか?
国内に正規に流通しているものは、シートに包装されておりますが…
実はこれ、当院に来られた患者さまからお預かりしているものですが、都内にある某医療機関にて処方されたそうです…困ったものです。
ちらほらと噂はいろいろと聞きますが(実名は伏せます)。
非正規品は、反社会組織やテロリストの資金源になっているとも言われております。
このような、医療機関の実態は如何なのでしょうか?
ED専門クリニックと言うと、ただでさえ胡散臭いと思われる方もいらします。
このような医療機関が存在することも、より、怪しさを増大させる一因となっているのかもしれません。
この様な表記がある場合は、偽物と思ってまず間違いありません。
当院で扱う医薬品は、すべて正規品であり、それに伴う、大きな健康被害は経験が有りません。
処方患者数は、延べ人数では有りますが、現時点で15万人に迫る勢いです。
これだけ多くの方に処方させていただいておりますが、トラブルがありません。
万が一に、正規に流通しているもので重篤な健康被害が出現した場合は、医薬品副作用救済制度が適応されるため、安心です。
しかし、非正規品を服用して健康被害が生じた場合は、この制度は適応されません。
生死にかかわる健康被害が生じる可能性があり、もし、重篤な副作用が出現した場合であっても、治療費は全額自己負担と言う事になります。
集中治療を受けた場合は、それだけでも何百万もの負担となり得ます。
治療費云々以前に、亡くなられるようなことになれば…
バイアグラに関しては、国内でもジェネリックが流通しておりますが、そのすべては、シートに包装されております。
ボトルであったり、上記のような分包では、存在しません。
そして、何らかの日本語表記が有るはずです。
また、薬剤自身にも、識別できる刻印があります。
仮に心筋梗塞などを発症し、ご本人様の意識が無い状態で病院に救急搬送された場合、担当する医師は、どのように所持していた薬剤を判別するのでしょうか?
判別できない場合、治療が十分に遂行できない恐れが生じます。
また、併用する薬剤によっては、逆に生命の危険が増し、より危険な状態に陥る可能性もございます。
薬剤の刻印は、包装が無くとも、薬剤を判別できるように、刻印することになっております。
みなさんが処方されている薬は、大丈夫でしょうか?
非正規品を、あたかも正規品として処方しているのでしょうか?
もしそうであれば、かなり悪質な感じを受けますが。
ED薬の偽造品だけではなく、AGA治療薬(男性型脱毛症)であるプロペシアに関しても同様です。
現在のところ、国内(海外でも)で正規に認可されているジェネリック・プロペシアは、ファイザー社のも以外存在いたしません。
このファイザー社製のジェネリック・プロペシアは、フィナステリド「ファイザー」と表記されております。
ホームページ上、非正規のジェネリック・プロペシアを、単にフィナステリドと記載し、あたかも、ファイザー社製で有るかのような記載をしているクリニックもございます。
ED薬同様、粗悪な偽造品に注意が必要です。
怪しいものをつかませたくなければ…池袋スカイクリニックへ来ていただければ、間違いないです!
≪当院は、正規に流通している医薬品しか扱っておりません。≫
This entry was posted on 金曜日, 3月 20th, 2015 at 7:40 PM and is filed under 未分類. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
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