怪しい医療機関の見分け方

ちまたでは、輸入された医薬品を扱う医療機関があるそうです。
そこでは、未だ特許があるためジェネリックが存在するはずのない薬剤の、ジェネリック?があるそうです。
いったいどういうことなのでしょうか?
結論から言うと、偽物、模造品ということになります。

ED業界にも闇があります。

困ったものです。
池袋スカイクリニックでは、安全な薬剤で安心して治療を受けていただくため、ED治療の普及活動を続けてきましたが、このような医療機関の存在は、私達の努力を無駄にさせてしまう可能性があります。
実際に、当院に、その怪しい医療機関で処方された偽物によって薬害を生じたとされる患者様が、多く来院されております。
当院に、相談に来られる患者様は氷山の一角と考えられますので、実際には、より多くの患者様が薬害に合われ、場合によっては泣き寝入りされているのだと思います。

では、どのように信頼できる医療機関を見分ければよいのでしょうか?
一般の方には、難しいですよね。
一番簡単なのは、当院に来ていただくこと(笑)間違いないです。
治療費が安いことを大々的に謳っているクリニックも怪しいです(当院も、薬価格は、だいぶ頑張らせて頂いておりますが)。

”当院指定の薬剤に限ります”
と、記載のある医療機関は危険です。

正規に流通している薬剤の取り扱いは、殆ど無く、表示されているそれら薬剤の価格は、いわゆる客寄せパンダであって、来院した患者様には、怪しいジェネリックを薦めている様子です。

実のところ、どこの医療機関が、このような悪質な行為を行っているか、当院は把握しています。
行政は、対応しなくて良いのでしょうか?

医師の裁量権(正確には、何と言うのかはわかりませんが)というものが、ポイントです。
簡単な例を上げると、医師が治療上必要であると判断するのであれば、例え麻薬であっても、使用することができます。
”必要と判断するのであれば”
というのがミソでして、
”必要と判断するのであれば、偽物を使用しても構わない”
とまで、医師の権限は認められております。
偽物まで?と思われるかもしれませんが、実際の医療の現場では、プラセボ効果を狙って、なんの薬効の無い”薬剤”を使用することもございます。

医師の権限の大きさは、性善説に基づいていると聞いたことがあります。
医師を志す者は、病気で困った人を助けようとする、清い心の持ち主であるはずだ・・・
私の諸先輩方々、同級生、後輩と、素晴らしい志を持った者が沢山います。
でもですね、残念なことではありますが、逮捕される医師もいる訳です。
今の時代、ちょっと、権限が大きすぎるのではないかと思いますが、皆さん、いかが思いますか?
さすがに、偽物を、本物と同様に取り扱うのは、まずいと思いますが。

皆さん、どう思います?

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