Archive for the ‘ED治療薬’ Category

効果持続時間と最高血中濃度

金曜日, 7月 17th, 2009

ED治療薬のの特徴を理解し、服用のタイミングを計ると、より効果的に勃起を得る事が出来ます。
バイアグラ、レビトラ、シアリス、いずれのお薬も、説明書きには行為の1時間前に服用しましょう~、と書いてありますね。
簡単です。それでいいんです。
服用後、性欲が高まれば、効果が出てきます!ものスゴイことになります!!

より、効果的に使うために、各々の薬剤のプロフィールを確認しましょう。
ED治療薬の効果持続時間は、個人差がありますが…
バイアグラ25mgで4時間
バイアグラ50mgで4~5時間
レビトラ10mgで4~5時間
レビトラ20mgで6~10時間
シアリス10mgで24時間
シアリス20mgで24~36時間
一応参考まで。

ただし、バイアグラもレビトラもシアリスも、作用持続時間内であれば100%の効力を発揮するわけではありません。いずれの薬剤も最高血中濃度に到達し、徐々に減少してゆきます。
そうです!最高血中濃度の時が、最も効果が出るタイミングです。
では、最高血中濃度到達時間(参考値)…
バイアグラ、約50分
レビトラ、約45分
シアリス、約3~4時間
シアリスは、血中濃度のピークが少ない薬です。前もって服用するのがいいですね。
ただ、シアリスは、最高血中濃度への到達時間に、個人差が多そうです。
早い方は、服薬1時間後に、すでに効果が出てきます。
なかには、服薬半日たってやっと効果が出てきたなんて方もいらっしゃいます。
御自身の良いタイミングを探って下さい。

持続時間は、シアリスが一番ですね。シアリス20mgの場合、最長36時間もの効果持続時間が期待できます。
ウィークエンド・ドラッグなんて言われてたりします。
金曜の夜服用すれば、日曜までカバーできます。
便利ではありますが、バイアグラ、レビトラと比べると、ちょっと弱めな印象の薬剤です。

≪重要≫不整脈薬を服用中の方は確認してください

水曜日, 7月 8th, 2009

最近使用頻度の多くなっている塩酸アミオダロン(抗不整脈薬)ですが、これを使用中の方は、バイアグラレビトラシアリス、いずれのED治療薬も服用できません。
塩酸アミオダロンの薬剤名は、アンカロン、アミオダロン塩酸などです。

抗不整脈薬のうち、クラスⅠA、クラスⅢに分類されるものを使用中の方、レビトラは服用できません。
主な薬剤は、アミサリン、リスモダン、キニジン、シベノール、ピメノール、アンカロン、ソタコールなどです。
抗不整脈薬を服用の方は、注意が必要です。主治医との相談を要します。

網膜色素変性症と肝疾患、腎疾患とED治療薬の飲み合わせ

土曜日, 7月 4th, 2009

網膜色素変性症の方、残念ながら、バイアグラレビトラシアリス、いずれの勃起薬も服用できません。
網膜色素変性症は、夜盲症ではじまり、進行性に視野狭窄や視力低下を生じ、いずれ失明に至る病気です。
ホスホジエステラーゼ6(PDE6)の遺伝子異常が認められます。PDE5阻害剤であるED治療薬は、それに影響を及ぼす可能性があります。

重度の肝機能障害(肝硬変症など)をお持ちの方、バイアグラ、レビトラ、シアリス、いずれの勃起薬も服用できません。

人工透析を必要とする重度な腎機能障害(慢性腎臓病、慢性腎不全)をお持ちの方、レビトラは、服用できません。
容量用法に注意を要しますが、バイアグラ、シアリスは、服用可能です。

人工透析を必用としていない場合、容量用法に注意を要しますが、バイアグラ、レビトラ、シアリスは、いずれのお薬でもED治療可能です。

病状が安定してからにしましょう

金曜日, 7月 3rd, 2009

最近6ヶ月以内に脳梗塞や脳出血、心筋梗塞を発症した方は、残念ですが、バイアグラレビトラは服用できません。
最近6ヶ月以内に脳梗塞や脳出血、最近3ヶ月以内心筋梗塞を発症した方は、シアリスは、服用できません。
症状が安定した後、服用が可能となります。
病気のため運動制限を指示されている方や、硝酸剤(ニトログリセリン系薬剤)を服用されている方はED治療薬は服用できません。
、ED治療にあたり、主治医との相談が必要です。

ED治療を行う前に、確認しなければならないことがあります。
重要な点ですので繰り返します。
心筋梗塞や狭心症などの心臓病で、硝酸剤(ニトログリセリン系薬剤)を、使用中の方は、残念ながら、バイアグラ、レビトラ、シアリス、いずれのED治療薬も服用できません。これらを併用した場合、生命に危険を及ぼす恐れがあります。
残念ながら、服用できません。
その理由ですが、心臓に負担がかかるから…ではなく、単純に飲み合わせの問題です。
ED治療薬と硝酸剤(ニトログリセリン系薬剤)を併用した場合、過度の血圧低下が出現する恐れが有ります。
これによって、体に害が及ぶ可能性が有る為です。
心機能の問題ではございません。

硝酸剤(ニトログリセリン系薬剤)ですが、長期に服用していると耐性が生じ、効果が減弱する事が知られています。
つまり、漫然と服薬を続けていても、効果が無い、意味が無い場合が有ります。
(例外として、シグマートⓇ(ニコランジル)は、耐性の生じにくい薬剤とされています)
一度、主治医に相談してはいかがでしょう?
運動制限を指示されていなければ、常用薬の飲み合わせの問題がクリアーされれば、ED治療薬の服用が可能かもしれません。

心疾患の場合、硝酸剤(ニトログリセリン系薬剤)以外にも、抗不整脈薬の併用の問題もございます。
ED薬の服用の可否は、ご自身で判断せず、専門家にご相談ください。

勃起障害(ED)治療薬

木曜日, 6月 25th, 2009

お待たせしました。そろそろ本題に入りましょう。
やっぱりED治療薬の効果が気になるところですよね。
バイアグラレビトラシアリス、いずれも、かなり効いてきます!!
なかなか、言葉で表現できないものですが…
”マイナス20歳!!”、”中坊みたい!!”とか”人生観”が変わった”など、様々です。

レビトラ、シアリスの名前は聞いたことなくても、バイアグラの名前は聞いたことありますよね?泣く男性も勃つバイアグラ笑
いずれのED治療薬もPDE5阻害剤(ホスホジエステラーゼ5阻害剤)に分類されるお薬です。つまり、作用機序は同じです。
陰茎の血流が増え、充血することにより、”硬さ”が出てきます。
性欲があがる、催淫作用があるわけではありません。そこがポイントです。
単純に”硬さ”だけの薬です。

バイアグラ、レビトラ、シアリスを服用すると、しばしば”勃ちっぱなしになってしまうのでは?”と思ってしまう方がおります。これは、間違いです。エッチな気持ち(性欲)が高まった時だけ効果が出てきます。意に反して効果が出てしまうことはありません。嫌々だけど体が反応して…大丈夫です、それはないです。
逆に、エッチな気持ち(性欲)があれば、一回戦、二回戦、三回戦、四回戦…。何回戦でもいけます!!
(注:極めて稀に持続勃起症という副作用が生じます)

バイアグラ、レビトラ、シアリスの勃起不全治療薬は、いわば、”ブレーキ”をとるお薬です。効果が出るためには、”性欲の高まり”という”アクセル”が必用です。”アクセル”が踏み込まれなければ、”ブレーキ”を離していても車は動かないのと同じで、効果は出てきません。
簡単には、エッチな気持ちがあって、その気がなければ効果はでません。ムラムラしてないと効果が出ません。
たとえ、絶世の美女があなたを誘っていても、あなたにその気がなければ、効果がでません…。