陰茎インプラント



【陰茎インプラント】


歯科でインプラントと言えば、人工的な強固な歯を植え付ける手術を指します。
これと同様ではありませんが、勃起を得るために、何らかの人工装具を陰茎海綿体内に外科手術する事がございます。
これを陰茎インプラントと言います。陰茎補填術とも言われることもございます。

陰茎インプラントは、勃起不全の治療法の一つですが、体への侵襲が多く、内服薬による勃起不全治療に比較すると、手軽さに欠けます。
シルデナフィルバイアグラ)、 バルデナフィルレビトラ)、 タダラフィルシアリス)などの、 勃起薬(PED5阻害薬:phosphodiesterase 5 inhibitor)の使用等の保存的治療法により勃起が得られない場合に、 陰茎インプラントの適応が検討されます。

具体的には、主に陰茎プロステーシス挿入術です。
陰茎海綿体白膜を切開し、海綿体の拡張後に、個人個人に適合したサイズの人工装具を挿入し、最終的に白膜を縫合する。
これを陰茎海綿体の左右どちらに対しても施行する。
またインフラッタブル・タイプ(必要に応じて勃起できるタイプ)の装具を用いる時は、ポンプを陰嚢内に留置し、 リザーバーを腹直筋下の腹膜腔外に留置する。
人工物を挿入するため、特に糖尿病などの易感染性疾患が合併している場合は術中・術後感染に十分な注意を払う必要がある。


written by バイアグラを東京で.池袋スカイクリニック