視聴覚性的刺激



【視聴覚性的刺激】


ED=勃起不全の診断に用いられる検査の一つで、性的な動画や写真などによる視覚的、 聴覚的な性的刺激を、大脳皮質に加えて勃起能力を判定するものです。
主に機能性勃起障害と器質性勃起障害の鑑別に用いられるます。

視聴覚性的刺激で、勃起が認められた場合、器質的な異常を伴わない機能性勃起不全(心因性ED)と考えられます。 しかし、視聴覚性的刺激で勃起が認められないからと言って、すぐに、器質性勃起不全(器質性ED)の診断となるわけではございません。 機能性勃起不全(心因性ED)の場合、視聴覚性的刺激によって勃起を生ずることが多いのですが、検査という特殊な環境の中での勃起を調べているわけですので、 緊張や検査というストレスなどで、機能性勃起不全(心因性ED)の場合でも、勃起が認められない場合もございます。

夜間勃起現象のチェック(リジスキャン等)やプロスタグランディンE1海綿体注射などによる勃起現象のチェックを要する事がございます。

労災などによる診断書を希望される場合は、リジスキャン、プロスタグランディンE1海綿体注射による勃起機能の検査が必要とされています。


written by 勃起不全は池袋スカイクリニック