ED治療薬レビトラの射精遅延効果について



勃起薬の服用は射精遅延効果も期待できるため早漏症にも有効である

早漏治療を開始いたしました
診察料、処方箋料は無料です。お薬代のみ(1錠860円)の負担となります。
⇒ 早漏症


前々から、勃起薬は早漏症を改善するとは考えられておりましたが、きちんとした論文で発表されると説得力が増します。

早漏への治療としてPDE5阻害薬単独または勃起薬の中心であるPDE5阻害薬とセロトニン再取り込み抑制薬(パキシル等)との併用の報告がいくつかあります。
  しかしながら、早漏男性の射精プロセスを通して、3つのPDE5阻害薬の効果を比較検討した研究は、我々が知る限りありません。

80人の早漏男性をプラセボ群・バルデナフィルレビトラ)10mg群・シルデナフィルバイアグラ)50mg・またはタダラフィルシアリス)20mg群に無作為に分けました。
それぞれ20人ずつです。
勃起薬は少なくとも2時間の絶食後摂取し、禁煙にしています。
被験者は静かな部屋で、陰茎の硬さと「はれ」のモニターを装着。
1.5時間の間、いかなる性的な刺激もない新聞や雑誌を読みました。
その後刺激を開始し、射精までの時間を測定、射精時間としています。
被験者と観察者の間に、試験期間内に交流はありません。

患者の年齢の中央値は29(範囲22-39)歳で、早漏の持続期間の中央値は60(範囲7-180)ヵ月でした、そして、群間の有意差はありませんでした。

プラセボの射精までの中央値は49.5s、バイアグラ53.5s、シアリス70.0s、レビトラ82.5sでした。
統計では、プラセボと比較して、レビトラを投与した被験者だけ有意な延長が認められました。

PDE5阻害薬は射精までの時間を延長するようです。これは、早漏男性に若干の薬効があることを示唆しています。


 BJU Int. 2011 Apr; 107(8):1274-7


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