心臓病患者におけるハーブや薬草、漢方による性機能障害に及ぼす影響



ハーブや薬草、漢方による性機能障害治療と心臓疾患・血管疾患

  1. 心血管系疾患の患者に、性機能障害のために、薬草や、漢方、ハーブを用いることは、どのような成分が含まれているか不明であり、 これによる有害事象が生じる可能性があるため、患者に注意を促す必要がある。
    (classⅡb;Level of Evidece C)

非常に多くの薬草や漢方、ハーブが、性機能障害に有効であると公告されています。
これらの一部には、医薬品の成分が含まれることがあります。例えば、PDE5阻害剤や、ヨヒンビン、L-アルギニンです。
これは、心血管疾患治療薬と相互作用を来たす可能性があり、血管や交感神経に作用し、血圧の上昇や低下を来たす危険性があります。
また、冠動脈疾患を有する患者においては、より有害事象を来たす恐れがあります。
それゆえに、心血管系疾患の患者に、性機能障害のために、薬草やハーブを用いることは、どのような成分が含まれているか不明であり、 これによる有害事象が生じる可能性があるため、患者に注意を促す必要があるとされます。


バイアグラ処方は池袋スカイクリニック


  1. 心臓病患者における性行為に対するステートメント-序文-
  2. 性行為と心血管系疾患のリスク - 心臓病患者における性行為に対するステートメント
  3. 心血管系疾患と性行為のレコメンデーション
  4. 冠動脈疾患と性行為のレコメンデーション
  5. 心不全と性行為のレコメンデーション
  6. 心臓弁膜症と性行為のレコメンデーション
  7. 不整脈、ペースメーカー、ICDと性行為に関する推奨事項のレコメンデーション
  8. 先天性心疾患と性行為に関するレコメンデーション
  9. 肥大型心筋症(hypertrophic cardiomyopathy:HCM)と性行為に関する推奨事項
     - 心臓病患者における性行為に対するステートメント
  10. 心血管系疾患の治療薬と性機能に関する推奨事項
     - 心臓病患者における性行為に対するステートメント
  11. バイアグラ等のPDE5阻害剤によるED治療に関する推奨事項
     - 心臓病患者における性行為に対するステートメント
  12. 局所的な、または外用エストロゲン療法(女性ホルモン療法)
     - 心臓病患者における性行為に対するステートメント
  13. ハーブや薬草による性機能障害治療に関するステートメント
  14. 性行為sex、心血管疾患と精神的な(メンタルな)問題について -AHAのステートメント-
  15. 患者とパートナーに対するカウンセリング -AHAのステートメント-
  16. サマリー(結語) -AHAのステートメント-