心血管疾患を有す患者とセックスに対するレコメンデーションまとめ

心臓病患者におけるセックスsexの推奨事項

性行為sexは、患者とそのパートナーの生活の質にかかわる重要事項です。そして、多くの心血管系疾患を患っている患者は、性行為sexを行うことは可能と考えられます。
性行為sexを希望している患者は、既往歴を総合的に把握し、検査を受ける事は、良いことです。
症状が安定しており、良好な心機能の患者は、性行為によって引き起こされる心血管疾患イベントのリスクは、低いと考えられます。
不安定であり、重度の症状を有する患者は、性行為sexを行う前に、まず、疾患の治療を受け、安定化させるべきである。
運動負荷試験は、性行為sexのリスクが確定されておらず、不明瞭な場合に、より詳しい情報を提供します。

心血管系の薬剤は、一般的にはEDの原因とはなりません。薬剤が性機能に影響を与えることを心配するために、症状を改善し生存を改善しうる薬剤の服用を差し控えるべきでありません。
バイアグラ、レビトラ、シアリス等のPDE5阻害剤は、安定した心血管系疾患患者が使用した場合、安全で効果的であることが証明されています。
しかし、ニトログリセリン系薬剤を使用中の患者は、PDE5阻害剤は絶対禁忌となっており、PDE5阻害剤を服用することはできません。

ある特定の心血管疾患においては、よりいっそうの性行為に関する研究報告が必要です。
特に女性の性行為sexや高齢者の性行為sexについてです。
これをするには、心血管疾患のについての薬物療法、デバイスや外科的な治療介入、データベース、長期的な研究に、性行為sexや性機能についての項目を含めるべきである。

性行為sexのカウンセリングは、知識の増加をもたらし、性行為回復の可能性を高め、性欲と満足感を回復し、自信を取り戻すことにつながり、性行為に伴う恐怖を減少させます。
心血管疾患患者の性行為sexを改善するための、多くの介入試験は、カウンセリングを含め、性的な事項や老若男女、患者本人パートナー全てを含むようにすべきである。

以上で、AHAのガイドラインの解説は終わります。やや読みにくい日本語の個所や、専門的で、一般の方にわかりにくい個所もあるかと思います。
私たちが強調しておきたいことは、心臓病を持っているからといって、必ずしも、性行為sexをあきらめる必要が無いということです。
適切な判断が下せる医師も少数なのが現状ですし、医師側に、患者さまの性行為sexについての関心が無いことも多々あります。
しかし、性欲は、食欲や睡眠欲などと同様に、生物が生きていくうえで必要ともいえる欲求です。
これを頭から否定することは、生活の質を著しく損ないかねます。
私たち池袋スカイクリニックは、この事について、非常に危惧しております。
日本では、性行為sexについてディスカッションできる環境がございません。
私たち池袋スカイクリニックは、真面目に、性行為sexについて考えていきたいと思っております。

バイアグラ処方は池袋スカイクリニック.