A.プロペシアは、男性型脱毛症(AGA)のお薬です。 男性型脱毛(AGA)は、基本的には、50歳くらいまでの、若い男性の脱毛症です。これらの方が、対象となります。 早期の服用、若年者例に効果が強く出ている印象です。進行してからではなく、早期の服用開始をお薦めします。
A.プロペシアの1年間の服用により、増毛を実感できる方は、およそ4割です。 3年間の服用で、8割弱の方が、増毛を実感されています。 特筆すべきは、脱毛予防薬と考えた場合、97〜98%の確率で、進行が予防できるというデータがあります。
A.髪の毛の本数は増加しますが、ある程度増加した後、本数は横ばいになってしまいます。 髪の毛の一本一本を、太く長く、大切に育てる薬と考えてください。 髪の毛の寿命が長くなることにより、全体の髪のボリューム、本数が増加します。
A.早い方で、服用3ヵ月後くらいから、抜け毛の減少を実感できます。 多くの方は、半年以上経過した後、抜け毛の減少を実感されます。
A.データで説明します。プロペシアを一年間服用していただけると、6割弱の方が増毛を実感できます。 しかし、4割の方が、不変(横ばい)と感じていらっしゃいます。 さらに、3年間服用していただいた場合、8割弱の方が増毛を実感されています。 しかし、2割の方は、不変(横ばい)と感じていらっしゃいます。 つまり、1年で効果が実感できなかった方の半数は、3年後には効果を実感できることになります。 ゆっくり効果の出てくるお薬です。 服用によって、抜け毛の減少や脱毛の進行が予防できている方は、長期の服用により、増毛効果が期待できます。
A.残念ながら、2〜3%の方は、脱毛の進行を抑制できません。 脱毛の進行速度がゆっくりになっていれば、効果が出ていると考えられますが、2〜3%の方は、期待に副うことができません。
A.休薬した場合、約半年くらい後より、脱毛が再度出現します。 基本的には、年齢による抜け毛が主になるまで、服用の継続が必要です(効果が期待できないため)。
A.AGA(男性型脱毛症)の体質は遺伝します。今後、脱毛を生じる可能性は、十分考えられます。 日本人のおよそ7割の方は、遺伝的にAGAを発症すると言われております。 父、祖父がAGAである場合、高率に発現すると考えられます。 家族歴から、脱毛症の発症年齢を推測する事も可能です。 早期治療が有効です。
A.期待できます。プロペシアにより、AGA(男性型脱毛症)の97〜98%の方は、脱毛進行を抑制できます。 つまり、97〜98%の確率で、脱毛が予防できると考えられます。(加齢による脱毛症には、効果が期待できません)