先日、前立腺手術後にEDを発症された患者様がいらっしゃいました。
性機能温存手術というのがあります。
主に前立腺などの疾病で泌尿器科系の手術をする時、病状や術式によっては勃起や射精に関連する自律神経がその手術範囲に及ぶ事があります。
しかしこの自律神経を切除してしまうと、器質的勃起不全=器質的EDになってしまいます。
この神経等の損傷を防ぐ事が、術後のED発症を防ぐ事につながります。
これを性機能温存手術と言います。
しかし、この性機能温存手術を試行しても、泌尿器科系の手術で性機能に障害を残すケースがあります。
神経の走行等、個人差が多く、一筋縄ではいかないのが現状です。
シアリスによる、術後のリハビリテーションも注目されている話題の一つですね。
程度にもよりますが、バイアグラ等によるED治療で改善がみられる場合もありますので、こうしたケースでも、是非、池袋スカイクリニックへ、ご相談にいらして頂ければと存じます。