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アメリカ製のジェネリック レビトラ??

金曜日, 1月 20th, 2017

最近、巷を賑わせている、偽物ネタです苦笑
本当に、ここ最近、お問い合わせが多いです。裏を返せば、それだけ被害に合われた方が多いということですが。。。

最近のお問い合わせ例をあげます。

 

事例その1

『アメリカで認可、市販されている、バイエル薬品が作っている、ジェネリックのレビトラと説明を受けて、処方してもらったとのこと。しかし、後日、レビトラのジェネリックが存在しないことを知り、当院に相談のため来院。』

バイエル薬品自身で、レビトラのジェネリックを市販していません。する必要がないし、する訳がないですよね?

こんなひどい嘘、医師として以前に、人としてどうかと思いませんか?

少し、説明を付け加えると、レビトラと同成分(バルデナフィル)のED治療薬は、実際には、バイエル薬品(グラクソスミスクライン社:GSK社との協業)から市販されております。

薬剤名 staxyn®スタキシン

https://www.gsksource.com/pharma/content/gsk/source/us/en/brands/staxyn/pi/product-overview.html

http://www.staxyn.com/index.html

上記がGSK社が運営するstaxyn®スタキシンの医療従事者向けおよび患者様向けのサイトになります。

ただ、これはジェネリックではなく、剤形の違いと考えて下さい。大雑把には、口腔内崩壊錠(OD錠と言います)といって、お水なしでも服薬可能な、口の中で溶ける剤形になっております。
ただし、レビトラと比較し、剤形の工夫により吸収効率に差が出ているため、製品名を変えて、市販されております。
実際に添付文書では、レビトラとstaxyn®スタキシンは、容量の互換性が無いと明記されております。
特許を所有しているバイエル薬品だからこそできる事であって、その他の製薬メーカーからは、バルデナフィルを含む医薬品は、市販されていません。

で、処方されたものは、OD錠ではありませんし、コーティングすらしていない粗悪品。

当然、staxyn®スタキシンでもなんでもない、ただの偽物です。

詐欺と言ってよいでしょう。

 

事例その2

『保健所で正式に認可されているジェネリックなので、安心であるとと説明を受け、処方してもらう。』

保健所は、薬剤を認可する機関ではありません。薬剤を認可するのは厚生労働省です。

まったくのデタラメなので注意して下さい。

詐欺と言ってよいでしょう。

 

事例その3

『診察室内では、正規のPTPシートに入ったED治療薬を見ながら説明を受けたが、実際に渡されたのは、ビニール袋に分包された、怪しい薬だった。怖くなって服用できず、相談のため来院。』

これはもう詐欺ですね。

説明を受けた薬ではないものが処方された訳ですから。

一般の方には見分けがつかないかもしれませんが、ビニール袋に分包されていたら、要注意です。

国内の正規品は、PTPシートに入っています。

説明を受けたものと処方されたものが違うわけですので、詐欺と言ってよいでしょう。

事例その4

『レビトラの正規品を希望していたが在庫がない、ジェネリックのほうが得であると強く勧められ、断りきれず、処方してもらう。』

ホームページ上、正規品の取扱いがあるような記載があるも、実際は、取扱いがなかったという例。

正規薬の在庫すら無いので、ホームページ上に掲載された薬剤の価格は、ただの客(患者様)寄せ用になります。

実際に取扱いの無い薬品を、さもあるかのように掲載しているわけですから、詐欺と言ってよいでしょう。

 

事例その5

『レビトラの正規品を希望していたが、ジェネリックを強く勧められ、断りきれず、処方してもらう。ただ、やはり心配になり、当院に相談のため来院。』

断る勇気を持ちましょう!

 

上記のようなパターンが多いですね。いずれも実例です。ご注意下さい。

モラルの欠如がしばしば問題になる時代ではありますが、皆様の健康を預かる身である医者がモラルを欠如していてどーする?って感じで、戸惑いを隠せません。

 

きちんとした治療を希望の方は、スカイクリニックへ。

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stop!偽造薬

金曜日, 1月 6th, 2017

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

2017年、まずは、この話題から苦笑
昨年に引き続き、巷では、偽造医薬品の話題で持ちきりです。
昨年末に、偽造シアリスで亡くなられ方がおり、事の重大性は増すばかりです。

池袋スカイクリニックに来て頂いている方は、まず、騙されることが無いと思いますが、おさらいをしましょう。
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このようなビニールに包装されたものが出てきたら、要注意です。
通常、薬の表面に製薬メーカー名、容量の刻印があるのですが、それが全くない、安っぽい色で着色されているのが特徴です。

国内で流通しているED治療薬は、以下のようにすべてシートに包装されています。
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昨年も、ほぼ毎日、お問い合わせを頂いていたのですが、2017年になっても、その状況は変わりません。いや、昨年よりもお問い合わせの件数は増えているかもしれません。
それだけ、騙されてしまった方々いるということです。

正規ED治療薬を処方してもらうには、ED治療薬の製薬メーカーが運用しているホームページで、医療機関を検索するのが一番です。
バイアグラのファイザー社は、ED-info
レビトラのバイエル薬品は、http://ed-netclinic.com/
シアリスの日本新薬は、EDケアサポート
と言った具合です。

池袋スカイクリニックの方針としては、今までどおり、安心して治療を受けていただけるよう、国内で正規に流通している医薬品のみによる治療を行います。
ED治療は、性生活の改善以外にも、日常生活におけるQOL(quality of life)の改善にも繋がります。
また、パートナーやその人に関わる様々な人々にも、好影響を与えます。
生活の質を向上させるためにも、気軽に受診していただきたいと考えています。
EDであっても、死に直結するわけではありません。
しかし、偽造ED薬は、死に直結する可能性もあります。
実際に、昨年末、輸入された偽造シアリスで死亡例が出ています。
ED治療薬は安全であり、EDは、命がけで治療するものではありません。
安全な国内正規医薬品を処方してもらいましょう。

正規の手続きを経て輸入している製薬メーカー正規品?

火曜日, 4月 12th, 2016

とあるクリニックのホームページに、

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『当院の海外製品は正規の手続きを経て輸入している製薬メーカー正規品』

との記載がありました。

正直なところ、このような記載があることに非常に驚いております。

良いんですかね〜コレ。

ブログでも何度か説明させて頂いておりますが、医薬品を輸入する場合薬監証明なるものが必要になります。

この薬監証明は、正規品であることや、安全であること、その効果を証明するものではありません。

単純に、医薬品を輸入するにあたり申請をしました、というものです。

なにかトラブルが生じた場合の責任の所在は、全てそれを使用する医師にあります。

医薬品副作用被害救済制度は適応されません。

 

なぜ、この様な輸入医薬品を使用するのか、医師および医療機関には、説明責任があると思います。

安全性?

効果?

コスト?

明確な輸入理由が無ければ、薬監証明は得られないはずですが。

それとも、手続きは代行業者に丸投げ?

 

当院には、しばしば、怪しい薬を持参し、相談に来られる患者様がいます。

持参された薬剤を拝見して気がついたのですが、、、例えばですが、ジェネリック レビトラ(実際には存在しませんので注意して下さい。ジェネリックと表現するのは、まずいと思いますが、、、)と言われて処方された薬剤ですが、外見が時々変わります!?

ん?なに??

どういうことかと申しますと、おそらくは、製造メーカーが変更になったのだと思います。

もう少し突っ込んでお話させていただくと、その時その時で、安価な薬剤を購入している可能性を否定できません。

服用する薬剤が、このような理由で選択されていたらどう思いますか?

私は嫌ですけどね〜。死にたくないですから。

 

そもそもの話ですが、医薬品の輸入って、まず、患者様ありきではないのでしょうか?

つまり、国内に患者様がいて、国内未承認であるが海外で臨床で使用され有効性が確認されている薬剤を使いたい場合が、良い適応と考えます。

抗癌剤が最たる例です。薬が国内で承認されるのには時間がかかります。いわゆるドラッグ・ラグと呼ばれているものです。

 

輸入ありきで、初めて来院する患者様にも、輸入した、なんだかよくわからないED治療薬を処方している様子でして…

 

皆さんは、いかが思いますか?

当院指定の薬剤に限ります。

火曜日, 4月 5th, 2016

これは、とある医療機関のホームページに記載されていたものです。
下の方に小さく記載されております。

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これは何を意味しているのかと申しますと、
正規に国内に流通している薬剤では無く、輸入した非正規品(コピー品、模造品)であれば、この特価を適応します
と言う事です。
つまりは、純正のバイアグラや、レビトラ、シアリスをご希望の方は、この価格は適応されません
騙されないようにして下さい。
患者様は、純正品を希望して来院したのに、非正規品(コピー品、模造品)を強要する。。。

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このような薬剤が出てきたら、偽物と思って下さい。

それにしても悪質ですね。
ジェネリックの存在しない、レビトラやシアリスも、ジェネリックと称して処方しているのですから。。。

なぜこのような事が出来るのか、常識的に考えても、疑問が多々あります。
薬剤を輸入するにあたって、厚労省管轄の厚生局が、薬監証明を発行します。
厚生局が認可しているので安全な薬剤では?
と、思われるかもしれませんが、じつはこの薬監証明は、、許可制で無く、どちらかと言うと、単純に申請を受けて発行するものです。
薬剤の安全性などを吟味しているものでは有りません。
つまり、患者さんにトラブルが起きたところで、なにも責任を取ってくれません。
その薬が偽物であっても、服用した患者さんが死んでも、そんなことは知ったこっちゃー無い、というスタンスです。

治療上緊急性があり、国内に代替品が流通していない場合であって、治療を行う医師等の責任のもと、当該医師等の患者(獣医師の場合は患獣、患畜)の診断又は治療を目的とした場合

と、厚生局のホームページにも記載があります。
国内に流通している代替薬はありますけどね~。
いろいろと理由を付ければ、輸入できてしまいます。
数年前は、出来なかったんですけどね…

輸入薬の問題点は、安全性が担保されない事です。
これは大変重要な事です。
輸入薬の方が安価なので、そちらが良いというのは、理解できなくもないですが、価格だけを理由にするのであれば、すべて輸入しちゃえば良いということにもなります。医療費が、国の財政を圧迫しているわけですか、そーしちゃえば良いわけです。
実際には、そういうわけにはいかないですよね?
国には、国民の健康を守る義務があります。怪しい薬剤で、国民の健康を損ねては、それこそ国家にとっての損失です。
私たち医師も、皆さんに喜ばれてこそ、やりがいが生まれます。
いかがわしい事をして、万が一にも、患者様の身に何かあれば、、、寝起きが悪くなります(笑)
気持ちよく仕事したいですから。

怪しい医療機関の見分け方

金曜日, 4月 1st, 2016

ちまたでは、輸入された医薬品を扱う医療機関があるそうです。
そこでは、未だ特許があるためジェネリックが存在するはずのない薬剤の、ジェネリック?があるそうです。
いったいどういうことなのでしょうか?
結論から言うと、偽物、模造品ということになります。

ED業界にも闇があります。

困ったものです。
池袋スカイクリニックでは、安全な薬剤で安心して治療を受けていただくため、ED治療の普及活動を続けてきましたが、このような医療機関の存在は、私達の努力を無駄にさせてしまう可能性があります。
実際に、当院に、その怪しい医療機関で処方された偽物によって薬害を生じたとされる患者様が、多く来院されております。
当院に、相談に来られる患者様は氷山の一角と考えられますので、実際には、より多くの患者様が薬害に合われ、場合によっては泣き寝入りされているのだと思います。

では、どのように信頼できる医療機関を見分ければよいのでしょうか?
一般の方には、難しいですよね。
一番簡単なのは、当院に来ていただくこと(笑)間違いないです。
治療費が安いことを大々的に謳っているクリニックも怪しいです(当院も、薬価格は、だいぶ頑張らせて頂いておりますが)。

”当院指定の薬剤に限ります”
と、記載のある医療機関は危険です。

正規に流通している薬剤の取り扱いは、殆ど無く、表示されているそれら薬剤の価格は、いわゆる客寄せパンダであって、来院した患者様には、怪しいジェネリックを薦めている様子です。

実のところ、どこの医療機関が、このような悪質な行為を行っているか、当院は把握しています。
行政は、対応しなくて良いのでしょうか?

医師の裁量権(正確には、何と言うのかはわかりませんが)というものが、ポイントです。
簡単な例を上げると、医師が治療上必要であると判断するのであれば、例え麻薬であっても、使用することができます。
”必要と判断するのであれば”
というのがミソでして、
”必要と判断するのであれば、偽物を使用しても構わない”
とまで、医師の権限は認められております。
偽物まで?と思われるかもしれませんが、実際の医療の現場では、プラセボ効果を狙って、なんの薬効の無い”薬剤”を使用することもございます。

医師の権限の大きさは、性善説に基づいていると聞いたことがあります。
医師を志す者は、病気で困った人を助けようとする、清い心の持ち主であるはずだ・・・
私の諸先輩方々、同級生、後輩と、素晴らしい志を持った者が沢山います。
でもですね、残念なことではありますが、逮捕される医師もいる訳です。
今の時代、ちょっと、権限が大きすぎるのではないかと思いますが、皆さん、いかが思いますか?
さすがに、偽物を、本物と同様に取り扱うのは、まずいと思いますが。

皆さん、どう思います?

当院のED治療薬の価格について

金曜日, 7月 17th, 2015

しばしば、池袋スカイクリニックの治療費に関するお問い合わせを頂いております。

当院における治療費は、患者様負担としては、薬代だけです。
診察費用、処方箋料、調剤費などは、いっさい頂いておりません。
当院ホームページに掲載している、薬代のみのご負担となります。
消費税を考慮した薬代となっております。

”薬の価格が安いのはなぜ?”とのお問い合わせも多く頂いております。
その理由の一部を、お話したいと思います。

ジェネリックバイアグラが市販され、現在、10社程度の製薬メーカーから、ジェネリックバイアグラが市販されております。
そうなってくると、市場原理が働きます。
各製薬会社に対して、競争原理が働き、次第に薬の価格が低下して来ております。
現在では、初期の頃とは比較にならないほど、価格が下落しています。

当院の方針は、簡単に申しますと、仕入れ値が安くなったので、患者様に還元しようと言うのものです。

もちろん、それ以外にも当院の努力がございます。
常日頃から、様々な運営コストの削減を心がけております。
例えばホームページですが、これは、外注しているのではなく、独自に管理作成しているものです。
皆様には、見づらい思いをさせてしまっているかもしれませんが、内製することによって、コストを削減できます。
これを外注すれば、維持管理費を支払う事になり、また、わずかな修正が必要であっても、その都度コストがかかります。
わずかなコストと思われるかもしれませんが、このようなわずかなものでも、数が集まると、それなりの額になります。
このような努力を積み重ね、現在に至っております。
自分たちで出来る事は行う、そして、患者様に還元するよう心がけております。

池袋スカイクリニックで扱う治療薬は、全て、国内で正規に流通しているものです。
厚生労働省が、認可したものです。
ジェネリックバイアグラですが、これも、当然ではありますが、同様です。
厚労省が認可しているものです。御上のお墨付きですので、安全性、効果に関しては、問題ないものです。
出所のわからない、怪しい薬を安く仕入れて、それを処方しているのではありません。

粗悪な輸入品を扱う医療機関があるとの噂を聞きます。
当院でも、その実態は把握しております。
そのクリニックのホームページでは、国内に正規に流通している薬剤費を安価に記載しておりますが、実際のところ、取り扱いはなく、来院した患者様に、ジェネリックと称す、偽造品を処方しています。
よく見ると、
”当院指定薬剤に限ります”
と、別途記載があります。

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この様な表記がある場合は、皆様、注意して下さい。偽物です。

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『当院の海外製品は正規の手続きを経て輸入している製薬メーカー正規品』
のような記載があるのも、注意が必要です。

 
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こんなのが出てきたら危険です。

当院には、患者様からの薬害の相談が後を絶ちません。

当院で処方可能なジェネリックバイアグラの中心は、テバ社のものです。
テバ社は、お名前からもわかるように、日本国籍の製薬会社ではございません。
本社は、イスラエルに所在します。
テバ社は、ジェネリック専業の製薬メーカーであり、全世界における売上高で言うと、世界の製薬会社の10位以内に入る大企業です。
国内最大手である武田薬品工業でさえ、テバ製薬よりも、規模では劣ります。
つまりは、国内にはテバ社に比肩する製薬会社はありません。
規模が大きい=品質が良い、ではないと思われるかもしれませんが、品質に関しては、厚生労働省の確認がなされておりますし、実際に、自分含め、当院スタッフが服用し、効果のほどを確認しています。
一度、使用して頂いた方の、そのほとんどの方がリピートして頂いていることからも、その点は、安心して頂いて良いかと思います。
TPPなどで話題になっておりますが、現在のところ、海外で安価に制作した薬剤を輸入販売する事はできませんので、イスラエルのテバ社製とはいえ、国内で作られております。
他社製がダメと言っているわけではありません。
本邦で正規に流通しているジェネリックバイアグラは、いずれも、完成度が高いものです。
当院では、完成度、コストなどを考慮した結果、テバ社とのお付き合いが有ると言うだけです。
繰り返しますと、薬剤費の一番の秘密(ってほどではありませんが)は、仕入れ値が安くなったので、それを患者様に還元していることにあります。
ただ、単純にそれだけです。

追加
先日、テバ製薬と国内最大手の武田薬品が業務提携を行いました。
武田製薬としても、信頼のおけるジェネリックメーカーと提携をしたかったということですね。

ま~、一番の理由は、あまり儲けようと思ってないところでしょうか(笑)
こっちの方が大きいかな?
おかげさまで、クリニックの運営を継続出来ております。
スタッフともども感謝しております。

ジェネリックバイアグラ市販後1年

金曜日, 5月 15th, 2015

ジェネリックバイアグラが国内で市販されてから、1年が経過しようとしています。

皆さんは、すでに、ご使用済みでしょうか?

ジェネリックバイアグラが市販されてから、ED治療薬のシェアが激変しています。

本家ファイザー社製バイアグラの殆どがジェネリックに切り替わっております。

これは当院だけの傾向ではなく、全国的な流れの様です。

この流れは当然と言えば当然で、価格的に抑制されるに越したことはありませんし、効果が同等で有れば尚更です。

幸いなこと、本邦で認可されているジェネリックバイアグラは、いずれも品質が良く、優劣がつけられません。

本家バイアグラと比較しても、やはり、勃起改善効果に関しては優劣が付けられないくらい、完成度が高いものになっております。

品質的に問題が無ければ、価格が安い方を使う事は、至極当然です。

さらに、価格が下がったことにより、ED治療のハードルが、一段と下がりました。

今まで、価格がネックとなり、受診を控えていた患者様が、大勢来院して頂いていると思います。

中には、怪しいインターネット通販で購入されていた方が、ジェネリックが正規に国内で流通するのをきっかけに、当院に来院されたケースも多々ございます。

やはり、安心が一番でしょう。

インターネットで通販(違法)しているものは、千差万別と言っていいほど種類が多く、価格もまちまちです。

あり得ないだろうと思われるくらい低価格なものや、やはりというか、国内で正規に流通しているものと同程度の価格帯のものもあります。

正規に流通させるには、それなりの費用がかかるので、あまりに低価格のものは、怪しいものが多そうと思われますが。

輸入するに当てって、単純に考えても、薬剤の購入費用、輸送費用、輸入手続きに関する証明書等の発行費用などが必要なわけで、これらを価格に転嫁する必要があるので、それなりの値段になると考えます。

そうすると、当院では860円/錠(税込)で処方させていただいておりますが、まーまー、妥当な費用かと思います。

ただ、まだまだ価格につきましては満足しておりませんので、出来る限り、皆様に還元できるよう、当院としても努力は続ける次第です。

メーカーさんも、頑張ってくれると頼もしいのですが(笑)

 

レビトラ、シアリスに関しては、実のところ、処方数の変動は、あまり有りません。

各メーカーさんは、シェアを奪われることを危惧しておりましたが、本邦においては(当院においては?)、現在のところ、単純に、本家バイアグラが置き換わるだけの展開となっています。

このことは、おそらくは、皆様が各薬剤の特徴を理解し、選択しているからだと考えます。

 

どうしても価格ばかりが注目されるジェネリックバイアグラですが、その特徴をきちんと理解して欲しいと思います。

簡単に言うと、良いところも悪いところもバイアグラと同じという事です。

良いところとしては、最初に市販されたED薬であり、使用実績が一番多いところが挙げられます。

欠点としては、レビトラ、シアリスに比べ、副作用が強いこととが挙げられます。

副作用として、最も頻度の高いものは、”火照り(ほてり)”になると思います。

その他、鼻づまり、紅潮も多い副作用です。

頻度は高くないですが、頭痛と動悸も、他の2剤と比較すると多く認められます。

致命的な副作用に関しては、心配する必要はございませんが、全ての副作用を含めると、ジェネリックを含むバイアグラ(シルデナフィル)が、最も多くなります。

また、食事によって吸収が阻害され、効果が減弱するのもバイアグラと同様です。

空腹時の服用を厳守する必要が、上手に効果を引き出すには必要です。

この2つの欠点が許容できるのであれば、価格の安いジェネリックバイアグラが良いと思います。

副作用が可能なだけ少ない薬、食事の影響を受けにくい薬をご希望で有れば、レビトラやシアリスに歩が有ります。

価格の安さは、非常に魅力的では有りますが、ジェネリックバイアグラには欠点が有ることを理解し、治療薬の選択の参考にして頂ければと思います。

まず、使用して頂き、副作用が許容できるのか?食事の影響を考慮したタイミングで服用することが可能かどうか?を判断してください。

副作用が気になる方、どうしても服薬時に空腹を作れない方、このような場合は、レビトラまたはシアリスをお勧めいたします。

逆に、これらがクリアーできるのであれば、ジェネリックバイアグラの価格は、非常に魅力的ではあります。

 

ご参考になってでしょうか?

同じ価格で有れば、レビトラかシアリスをお勧めしますが(笑)

今度は、ジェネリック プロペシア

金曜日, 3月 20th, 2015

当院は、AGA診療(男性型脱毛症)の診療にも、注力しております。

ブログのタイトルから、このブログでは、EDを中心に、話題を取り上げていますが、実は?!、AGAにも詳しいクリニックです。

当院のスタッフならびに、実を言うと私自身も、プロペシアを服用しております。

その効果は、私たちのスタッフを見ていただければ、わかるかと思います笑

 

で、昨年は、ジェネリックバイアグラが市販され、よりお財布に優しいED治療が提案できるようになりました。

今年は、何と、AGA治療薬であるプロペシアのジェネリックが市販されることとなりました。

いや~突然のことなので、正直驚きました。

プロペシアの製造元であるMSDの担当者とお話しさせて頂いていたのですが、ジェネリックの市販は、2020年頃ではないかとおっしゃっておりました。

これいついては、ちょっと微妙だなーとは思っていたのですが。

プロペシアの主成分であるフィナステリドは、もともと前立腺肥大症の治療薬、プロスカ―®として、かなり以前から市販さていたものです。

プロペシア自体は、成分の特許ではなく、用途特許であるので…

プロスカー®自体は80年代には市販されていたと思うので、成分の特許は、さらに遡るわけで。

用途特許が認められたからと言って、せいぜい5年の特許期間の延長が認められるだけです。

なんで、ジェネリック出ないの?と思っていたのですが、ついに市販が決定されたようです。

気になる価格は、今よりかは安くなると思います。

まだ、お話しできないこともあり、詳しいことは、後日。

 

偽物…

金曜日, 3月 20th, 2015

しばしば、
『このED薬が本物かどうか調べてほしい』
とのお問い合わせを受けます。
以前は、製薬メーカーに協力して頂いて、調べたこともございましたが。
厚労省の発表によれば、インターネットなどの非正規に流通してるED薬の7割は偽物であるとしております。
偽物による健康被害、死亡例が後を絶たず、厚労省も問題にしているので、このような発表が有るわけです。
早く取りしまれば良いと思われるかもしれませんが、多くの業者は、国内ではなく海外に所在しているため、日本の法が及ばないため、いまだに、取り締まれていないのです。
『正規品と偽物の区別の仕方を教えてほしい』
との問い合わせも同様に多いのですが、現在、問い合わせは、お断りしております。
お断りしているというか、我々でも、外見上、区別できないことがあり、とてもでは有りませんが、みなさんができるとも考えられません。
当院としても、責任を負う事ができませんので。

以下に、例を挙げます。

 
非常に良くできておりますが、残念ながら偽物です。
ここまで来ると、まったくと言ってよいほど本物と違いがわかりません。
当院に来られた患者さまからお預かりしているもので、インターネットで購入されたそうです。
もう一例挙げます。
これは、かなり怪しいものです。
まず、製薬会社の刻印が有りません。
薬を識別するための刻印もありません。
このように分包する特別な意味が有るのでしょうか?
国内に正規に流通しているものは、シートに包装されておりますが…
実はこれ、当院に来られた患者さまからお預かりしているものですが、都内にある某医療機関にて処方されたそうです…困ったものです。
ちらほらと噂はいろいろと聞きますが(実名は伏せます)。
非正規品は、反社会組織やテロリストの資金源になっているとも言われております。
このような、医療機関の実態は如何なのでしょうか?
ED専門クリニックと言うと、ただでさえ胡散臭いと思われる方もいらします。
このような医療機関が存在することも、より、怪しさを増大させる一因となっているのかもしれません。
denger
この様な表記がある場合は、偽物と思ってまず間違いありません。
当院で扱う医薬品は、すべて正規品であり、それに伴う、大きな健康被害は経験が有りません。
処方患者数は、延べ人数では有りますが、現時点で15万人に迫る勢いです。
これだけ多くの方に処方させていただいておりますが、トラブルがありません。
万が一に、正規に流通しているもので重篤な健康被害が出現した場合は、医薬品副作用救済制度が適応されるため、安心です。
しかし、非正規品を服用して健康被害が生じた場合は、この制度は適応されません。
生死にかかわる健康被害が生じる可能性があり、もし、重篤な副作用が出現した場合であっても、治療費は全額自己負担と言う事になります。
集中治療を受けた場合は、それだけでも何百万もの負担となり得ます。
治療費云々以前に、亡くなられるようなことになれば…
バイアグラに関しては、国内でもジェネリックが流通しておりますが、そのすべては、シートに包装されております。
ボトルであったり、上記のような分包では、存在しません。
そして、何らかの日本語表記が有るはずです。
また、薬剤自身にも、識別できる刻印があります。
仮に心筋梗塞などを発症し、ご本人様の意識が無い状態で病院に救急搬送された場合、担当する医師は、どのように所持していた薬剤を判別するのでしょうか?
判別できない場合、治療が十分に遂行できない恐れが生じます。
また、併用する薬剤によっては、逆に生命の危険が増し、より危険な状態に陥る可能性もございます。
薬剤の刻印は、包装が無くとも、薬剤を判別できるように、刻印することになっております。
みなさんが処方されている薬は、大丈夫でしょうか?
非正規品を、あたかも正規品として処方しているのでしょうか?
もしそうであれば、かなり悪質な感じを受けますが。
ED薬の偽造品だけではなく、AGA治療薬(男性型脱毛症)であるプロペシアに関しても同様です。
現在のところ、国内(海外でも)で正規に認可されているジェネリック・プロペシアは、ファイザー社のも以外存在いたしません。
このファイザー社製のジェネリック・プロペシアは、フィナステリド「ファイザー」と表記されております。
ホームページ上、非正規のジェネリック・プロペシアを、単にフィナステリドと記載し、あたかも、ファイザー社製で有るかのような記載をしているクリニックもございます。
ED薬同様、粗悪な偽造品に注意が必要です。
怪しいものをつかませたくなければ…池袋スカイクリニックへ来ていただければ、間違いないです!
≪当院は、正規に流通している医薬品しか扱っておりません。≫

2014年から2015年へ

金曜日, 1月 23rd, 2015

2015年も3週間ほど経過いたしました。
ブログは、2か月ぶりの更新です。

思い返せば2014年は、様々な事が起きました。
5月にジェネリックバイアグラが市販されたのが、ED業界最大の話題です。
ジェネリックと称した模造品は、今までもインターネットなどで流通しておりましたが、これらの多くは非正規品であり、その使用により、多くの健康被害が報告されておりました。
中には死亡例もございました。
このような粗悪なED治療薬を購入する動機の一つが、価格でありました。
しかし、今までの状況が、正規のジェネリックバイアグラが認可されて事によって、一変します。
まず第一に、東和薬品さんから市販され、それを皮切りに毎月のように、様々な製薬会社から、ジェネリックバイアグラことシルデナフィルが市販されました。
当初は、思ったほど価格が抑えられないな~と言った印象でしたが、各製薬会社間の競争原理が働くようになると、次第に、価格が下落して行き、今では、50mgで1000円を割り込むところまで来ております。
正直に申せば、レビトラとバイアグラを比較した場合、副作用、食事の影響の点から考えると、これらはレビトラの方が少ないため、薬剤としての完成度が高いと考えます。
そのため、バイアグラのシェアは低下し、一方で、レビトラのシェアは上昇するという状況が続いておりました。
しかし、ジェネリックバイアグラが市販され、価格が下落するとともに、ジェネリックバイアグラの人気が高まりました。
確かに、レビトラの方が優れているところが多いのですが、副作用が許容できる方、食事の影響を計算して服薬ができる方にとって、やはり、価格と言うファクターは大きなものですよね。
ちなみにですが、正規のファイザー社のバイアグラのシェアの9割は、ジェネリックにとって代わられています。
(個人的には、ファイザー社は、これでいいのかな~、もっと上手なやり方があるのではないのかな~、などと心配してしまいますが…)

ED治療薬におけるジェネリック医薬品の認知度が増すに従い、レビトラやシアリスのジェネリックについてのお問い合わせも増えております。
正確な時期は分かりませんが、次のジェネリックは、ずばりシアリスです。
時期としては2016~2018年。
そうです、早ければ来年にもシアリスの正規のジェネリックが市販される可能性があります(あくまでも推測です。本邦は、やや遅れる可能性もあります)。
その場合は、成分名であるタダラフィルと表記されることになります。
レビトラに関しては、2020年頃まで待つ必要があります。
ですので、皆様、もう少しお待ちください。
決して、粗悪な模造品を使わないようにしてください。

薬監証明があれば本物?

金曜日, 11月 7th, 2014

先日、お電話で質問がございました。
それは、
「薬の輸入証明書があるということは、本物で間違いないのでしょうか?」
との、お問い合わせでした。
なかなか鋭い質問でありまして、良いところに気がつかれたな~なんて感心してしまいました(笑)。

薬を正規の手続きを踏んで輸入するには、税関をパスする必要があります。
税関をパスするにあたって、厚生労働省確認済輸入報告書なるものが必要になります。
いわゆる薬監証明と呼ばれるものです。
厚生労働省管轄の厚生局に書類を提出し、許可を得ます。
その他の機関では、発行されません。
これは、輸入された薬剤で、何らかのトラブルが生じた場合に、それを正確に把握するためだと思われます。
しかし、決して正規品であることを証明しているものではなく、安全性が試験され、証明されているものではございません。
単純に、
「薬を輸入したいのですが、よろしいでしょうか?」
「では、正規の手続きを踏んでください。証明書を出しますね~。」
といった感じです。(ちょっと砕けた表現過ぎましたが笑)
繰り返しますが、正規品であり、安全であることを証明しているものではありません。

ただし、国内に同剤が存在する場合は、この厚生労働省確認済輸入報告書(薬監証明)を得ることはできません。
あくまでも、国内で同一成分の薬剤が利用できない場合に限られます。

海外で承認されている医薬品であっても、本邦未承認の医薬品は多数ございます。
本邦で承認されるには、国内で新たに治験を要す場合がほとんどで、それには時間が必要です。
抗がん剤のドラッグラグに関するニュースなど、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
このような場合は、申請をすることによって、輸入し、使用することが可能となります。
単純に、海外では治療薬として使用されているが、本邦で承認される予定がないものもあります。
過去には、多発性骨髄腫に使用されるサリドマイドが典型例です。

ご質問された方には詳しくはお伺いいたしませんでしたが、当院にお問い合わせしていただいたいることからわかるように、ED治療薬関係の個人輸入に関するものでした。
インターネット上の通販サイトでは、時々、薬監証明収得済みとしているサイトもございます。
薬監証明収得済みという事自体、にわかに信じられませんが、仮に薬監証明を取得していたとしても、これが本物であることの証明には、一切なりません。
先ほども述べましたが、単純に、輸入することを許可するもので、正規品であること、安全性があることを証明するものではございません。
二重に、胡散臭いわけです。
国内には正規にバイアグラが存在しますし、現在では、国内に正規に流通してりるジェネリックバイアグラもございます。
バイアグラ(ジェネリック)の輸入が、認可されるはずがないのです。
特許が依然有効なレビトラ、シアリスなどのジェネリックと称す薬剤は、尚更、輸入することはできません。
これらのジェネリック自体が存在しないのですから。

しばしば、偽造バイアグラの販売業者が摘発されますが、このような例の一部は、海外からインターネット通販サイト経由で偽造バイアグラを購入し、それを転売しています。
やろうと思えば、誰でも簡単にできちゃう(決して推奨しているわけではありません!薬事法違反で逮捕されます!!)。
薬監証明があるってい言われたんですかね~。
服薬してお体に入れるものです。
あまり得体の知れないものは、控えられたほうが…
薬監証明があるんで大丈夫だと言われてしまえば、一般の方は、判断できないですよね~。

安全な正規品をご希望の方は、是非、池袋スカイクリニックへお越しください。(笑)

ジェネリックバイアグラの価格

火曜日, 10月 28th, 2014

ジェネリックバイアグラが市販されたのが5月末ですので、おおよそ5か月が経過しました。
そろそろ、メーカーも出そろった感じがします。

最近、ジェネリックバイアグラ(シルデナフィル)の費用に関するお問い合わせが増えております。
当院の方針として、患者様に還元できるところは、可能な限り還元したいと考えています。
ジェネリックバイアグラに関しては、各社、品質の良いものを提供して頂いており、品質に関しては、甲乙つけがたいのが現状です。
厚生労働省のチェックも入りますから、粗悪なものが無いことは当然と言えば当然ですが。
そうなると、価格による差くらいしか、メーカー間の差が出せなくなってきております。
当院は、全国有数のED治療実績が有りますので、ED薬の処方数も、相当なものになります。
各製薬会社から採用依頼がございますが、その中で最も患者様に利益を還元できる薬を選択してゆくつもりです。
つまり、納入価が低下した場合は、その分、皆様に提案する価格も低下させて行くつもりです。
現在、当院では、テバ製薬のジェネリックバイアグラ(シルデナフィル)を、50mg錠で990円(税込)で、ご提供しております。
バイアグラ50mgが1500円で有ったことを考えると、かなり身近になったな~と感じる今日この頃です。
ジェネリック医薬品に関しては、国の方針として、正規薬の7割の薬価にするとの方針が示されております。
自由診療の医薬品に当てはまるかどうか微妙なところではありますが、ジェネリックバイアグラ(シルデナフィル)の価格も、7割程度に落ち着くと考えるのが妥当な気がします。
ジェネリックといえども、極端な価格競争が生じた場合、ジェネリック医薬品メーカーの負担となり、経営を圧迫するようでは、安定した医薬品を供給できなくなることを危惧しているのでしょう。
しかも、海外から、世界的な大手ジェネリックメーカーの参入も考えられ、国内メーカーを保護する意味合いも有るのでしょう。
薬剤が安定供給できない場合は、国民の皆様の不利益に繋がります。

当院で新たに採用したジェネリックバイアグラ(シルデナフィル)は、テバ製薬のものです。
テバ製薬?と思われる方も多いと思いますが、医療業界では、非常に名の知れた存在です。
主にジェネリック医薬品を扱うメーカーで、本社はイスラエルにあります。
会社の規模としては、ジェネリック医薬品世界第一位の規模を誇り、全ての製薬会社の中でも、10位内に入るメーカーです。
国内の製薬メーカーで、テバ製薬に匹敵する医薬品メーカーはございません。
ジェネリックバイアグラ(シルデナフィル)に関しても、正規に流通しているものとしては、世界シェア第一位を占めております。
もちろん、本邦の厚生労働省の認可済みであり、データ上も、非常に良好な薬剤プロフィールを示しています。
実際に、スタッフとともに試しておりますが、ファイザー社製バイアグラと、違いは自覚できません。
ここで注意をしていただきたいのは、インターネット通販などで、テバ社製と謳うシルデナフィルが販売されていることがございますが、やはり、その多くが偽物であることです。
正規品は、通販では購入できません。
医療機関にて、医師の診察を要します。
当院で扱う医薬品は、全て、正規に流通しているものですので、ご安心ください。
バッタ品でも、パチモノでも、輸入品でもありません(笑)

診療内容に関しては、5年以上の実績が有りますので、皆さまに、ある程度評価して頂いているのだと考えております。
医学は日々進歩致しますので、ED分野に関しても、新たな知見が加わる可能性があります。
私どもとしては、定期的に、医学文献等に目を通し、診療レベルを維持しております。
しかし、なかなか表面に現れ難いところでも有ります。
価格で、ご評価していただくのも、構いませんが(笑)

ジェネリックバイアグラの動向

金曜日, 8月 22nd, 2014

現在のところ、東和薬品を皮切りに、陽進堂、あすか製薬、本草製薬と、4社からジェネリックバイアグラが市販されております。
当院では、様々な事情を考慮し、現在のところ、陽進堂製シルデナフィルを中心に処方させていただいております。
評判も良く、一度使って頂いた方のほとんどはリピートされております。
先のブログで紹介しましたが、高いクオリティーから、安心して使用する事が出来ます。
あすか製薬と本草製薬製シルデナフィルの取り扱い予定は、今のところございません。
その理由は…秘密と言う訳ではありませんが、扱う必要がないからとしておきます(笑)。

全国的な動向を申しますと、バイアグラをご希望の方の8割程度がジェネリックに切り替えているとの事です。
当院を例に挙げますと、シルデナフィルVI「YD」50mgで、1090円で提供させていただいておりますので、当初の正規バイアグラから比較すると、コストをかなり抑えることが出来ます。
品質的に問題なければ、ジェネリックで十分です。
ファイザー社も、対抗策を出すと言う噂が有りましたが、どうなっているのやら。
効果が同じであれば、少しでも安価な方が良いに決まってますよね。
ジェネリックと同じ価格にならなければ、もう無理かな?

今後ですが、各社からジェネリックバイアグラの市販される予定です。
すでに製造承認が認められている製薬メーカーは、
テバ製薬
キッセイ薬品工業
マイラン製薬
シオノケミカル
大興製薬
辰巳化学
です。
以上の製薬メーカーは、製造承認されていますので、市販されるのは時間の問題となります。

テバ製薬は、イスラエルにある世界第一位のジェネリックメーカーです。
世界各国でジェネリックを製造販売しています。
当然ながら、日本にある企業と合弁会社を作ったり、買収したりと、積極的に日本進出を計ろうとしています。
大洋製薬、大正薬品工業、興和あたりと、いろいろと有りましたが(省略?)、今は、テバtevaに統一されていたと思います。
日本のジェネリックメーカーにとっては脅威でしょうね~。
さて、ジェネリックバイアグラに関しても、諸外国でのノウハウがあると思うので、どうなるでしょう?

マイラン製薬は、本家バイアグラの製造元であるファイザー社と業務提携しています。
また、原薬を製造販売しているとも考えられていますので、ファイザー社や他の製薬メーカーとの関係が気になるところです。

他のジェネリックメーカーさんは、どのような特徴を出してくるのでしょうか?
特徴が見いだせないようであれば、最終的には価格が決め手となってしまいます。

いずれにせよ、消費者にとって、選択肢が増える事は良いことです。
私たちの責任は、品質の良いジェネリックバイアグラを、皆さまにお届けできるようにすることだと思います。

シルデナフィル錠50mgVI「YD」

土曜日, 8月 2nd, 2014

ジェネリックバイアグラの第二弾です。
8月4日(月)に市販されます。
「YD」というのは、陽進堂の略です。
東和薬品製シルデナフィルよりも、お求めやすい費用で提案できそうなため、当院での採用を決定しております。
費用については、後日お知らせいたします。

陽進堂というメーカーを、ご存知の無い方もいらっしゃると思います。
ジェネリックメーカーは、自社の製造プラントを有し、そこで医薬品を作り、市販していると考えている方が殆どだと思いますが、実は、そうではありません。
医薬品は、星の数ほどでは無いですが、非常に多くの種類があり、ジェネリック医薬品も同様です。
その全てに対して、製造プラントを有すことは、実際のところ無理が有ります。
では、どうするのかと申しますと、
・全てを外注し自社ブランドとして市販する
・主成分(原薬といいます)を他社から購入し製造する
などの方法を取ります。
必ずしも、すべて自社で賄っているとは限りません。
陽進堂は、どちらかと言うと、原薬を製造し、ジェネリックメーカーに卸している製薬会社(原薬メーカー)になります。
ジェネリック医薬品として、各社から市販されている薬剤であっても、元を辿れば同じだったなんてことも良く有ります。
OEMと言えば、イメージがつかみ易いでしょうか。

今回、陽進堂から市販されるジェネリックバイアグラことシルデナフィル錠50mgVI「YD」ですが、実は、原薬は自社生産で無く、他社から購入しているそうです。
(因みに先行している東和薬品は、自社プラントで製造しているとの事です)
名前は伏せますが、世界有数のジェネリックメーカーが購入元です。
東和薬品の比では無いくらい、世界的な大手ジェネリックメーカーです。
しかも、この製薬会社ですが、本家バイアグラの販売元であるファイザー社と、ジェネリック医薬品の開発、製造、流通、販売について、長期的な業務提携を結んでいます。
業務提携は、効率化を図るのが目的です。
そうなると…
いろいろ書き込みたいところではありますが、大人の事情もあるので、皆さんの想像にお任せします(笑)

ただ一つ言える事は、この度市販されるシルデナフィル錠50mgVI「YD」は、メーカーが持参した資料では、本家バイアグラと全くと言っていいほど同様の薬剤プロフィールを示していることです。
限りなく、本家ファイザー製バイアグラに近いものと考えられます。
東和薬品製シルデナフィルは、OD錠(口腔内崩壊錠)であり、場合によっては水なしでも服薬できるため利点もございましたが、胃内pH(ペーハー)が高い時に溶出度が低下するため、ファイザー製バイアグラ以上に食事の影響を受けることが欠点でした。
また、制酸薬(胃薬)を服用している方も、溶出率の低下が危惧されました。
しかし、陽進堂製は、そのような事は有りません。
陽進堂製は、OD錠(口腔内崩壊錠)ではなく、通常のタイプとなります。

因みにですが、あすか製薬から8月後半にジェネリックバイアグラが市販予定となっております。
価格に関する優劣は、無さそうです。

当院のジェネリックバイアグラに関するポリシーを挙げますと、
① 品質
② 価格
③ 安定供給
です。
外国製に比較すれば、その品質は安定している国産製ではありますが、やはり十分な検討は必要です。
どこかのジェネリックメーカーの様に、薬剤の中にガラス片が混入したなど、安全性に問題が有ってはなりません。
価格に関しましては、今後、メーカー間の競争が激しくなることにより、もう少し期待できるのかもしれません。

ジェネリックバイアグラ市販後の経過

金曜日, 7月 11th, 2014

国内初のジェネリックバイアグラが東和薬品から市販され、1か月以上経過いたしました。
もう、試していただいた方もいらっしゃると思います。
当院でも、多くの方がジェネリックに切り替えており、そのほとんどの方がリピートされています。
正直に申しますと、”ほとんど”でありますので、極一部の方(数名ですが)は、正規ファイザー製バイアグラに戻されています。
気になるその理由ですが、単純に”美味しくない”というものです。
決して薬効が得られなかったというものではありません。
口腔内崩壊錠で有るが故に、口の中で溶出した時の”味”に対する好みが生じてしまいます。
先のブログでもお伝えした通り、東和薬品製ジェネリックバイアグラ(シルデナフィルOD錠VI「トーワ」)は、口腔内崩壊錠(OD錠)となっており、場合によっては、服薬に当たり、お水が無くても可能となっております。
ただし、美味しくはない…
味が安っぽい、なんとなくジャリジャリする…
許容範囲内だとは思いますが、美味しくないのは事実ではあります。
因みにファイザー社純正バイアグラは、ずっと口腔内に留置しておりますと、苦味が生じます。
この苦味を感じないようにするため、表面がコーティングされています(それ以外にも理由がございますが)。
東和薬品製シルデナフィルOD錠は、この苦味を打ち消しつつ口腔内崩壊錠としております。
技術的にむずかしいのかも知れませんが、味に関しては、やはり、誉められるものではございません。
そのメリットを良しとする方がいる一方、上記のように、その”味”に対してネガティブな印象を持たれた方が、実際にいらっしゃいました。(と言っても数名ですが)
ただ、このようなケースは例外的で、OD錠の方が、やはり服薬しやすいとする方、また、OD錠でも、そうで無くとも、どちらでも良いという方もいらっしゃいます。
どちらでも良いとする方が大多数です(笑)
OD錠であればそれに越したことはないが、そうでなければ、それはそれで気にしないといったところでしょうか。

今後、ジェネリックバイアグラの市販が続きますが、この辺りをどのようにしてくるのでしょう。
OD錠にするのにもコストがかかるとは思いますし、他社との差別化の手段としては、OD錠は良い方法です。
コストを下げる方向で有れば、OD錠ではなく、通常の剤形にしてくる可能性が高くなります。

実は、いろいろと噂はありますが…
やはりというか、ちょっと表には出せなくて…
ただ、次の市販予定は、やや遅れそうです。
8月に入ってしまいそうです。
価格の方は…今より高くなることはございませんので、ご安心を。
どのくらいまで、下げることが出来るのかがポイントです!

バイアグラの偽物を処方されてしまった…

土曜日, 6月 21st, 2014

来院された患者様から、他院で、偽物のバイアグラを処方されてしまった、と相談を受けました。
本年の4月頃より、このような相談がチラホラあります。
被害の出所は、全て、同じクリニックです。
いろいろと問題があるので、クリニック名は公表できませんが、世の中には、このようなクリニックが存在します。
困ったものです。

この場合の対処法ですが、患者様ご本人が、被害が有った旨を、直接、保健所へ相談する必要があります。
私たちも、このような悪質な行為の相談を受けた際に、保健所に相談した事がございます。
その時の保健所の対応が、上記のものでした。
つまり、被害者が直接訴えない限り、保健所としても、また聞きだけでは、捜査する事ができないとするものです。
さらに、その偽物バイアグラを持参して欲しいとのことです。
保健所の対応としては、当然と言えば当然ですが。

で、相談された患者様に、このようにお話しさせていただいたところ、やはりというか、プライバシーを気にされる為、相談できない、という事になりました。
患者様の反応も当然な反応だと思います。
結局のところ、泣き寝入りすることになってしまいます。
その”クリニック”は、これを逆手に取っているんかもしれません。
本当に悪質です。
その”クリニック”は、未だに、偽物バイアグラを販売を継続しています。

その”クリニック”のホームページを拝見しても、当然ですが、偽造バイアグラを処方しているなんて、一言も書いてありません。
違法行為でなければ、堂々とホームページになりに掲載するはずです。
その”クリニック”の医師および経営者も、当然ながら掲載できない理由が分かっている、後ろめたいところがあるはずです。
患者様に聞いたところによると、”実はこんなのがあるんだけれども...”と言って、勧められたとの事です。
医者に勧められたのであれば、それが良いのだと思ってしまっても仕方がないことです。
悪いのは、その”クリニック”の医者です。
ひどいものです。
勃起改善効果が期待できないばかりか、健康被害を引き起こす可能性があります。
モラルハザードもいいところです。
医者失格だと思いますが。
皆さんは、どのように思いますか?

では、このような被害に遭わないようにするにはどうすればいいのでしょうか?
なかなか難しいですね。
実は、このような偽物バイアグラを扱うクリニックの存在は、過去にもございました。
いずれも警察沙汰になっておりますが。
消えては、また、同じようなクリニックが出現する…、これを繰り返しています。
ほとんどの場合は、経営的に行き詰まったり、医師、経営者が逮捕されてしまうため、数年内に廃院して行きます。
長期に渡って開院している場合はございません。
つまり、怪しいクリニックがどうか見分ける方法として、そのクリニックが、何時開業したのか?を見ることで、ある程度絞り込むことが出来るかもしれません。
今回のケースも同じと考えられます。
その”クリニック”は、昨年秋頃に開院したクリニックです。(そのうち消えちゃうと思いますが)

真面目にED診療を行っているクリニックの多くは、製薬会社から、偽造品撲滅運動やED診療普及に対する感謝状を頂いていることがほとんどです。
当院にも、バイアグラのファイザー社、レビトラのバイエル社、シアリスの日本新薬(製造はイーライリリー社)より、感謝状を頂いております。
スペースの都合上、ファイザー社からの感謝状のみですが、ホームページにも掲載しております。
これは実績のあるクリニックのみが頂けるもので、当然ですが、怪しいクリニックにはございません。
噂の広まるのは早いもので、噂が広まっているのを知らないのは、その”クリニック”だけかもしれません。
各製薬メーカーも把握しています。
残念ですが、各製薬メーカーがED薬処方医療機関を紹介している、具体的には、ファイザー社のED-info.netや、バイエル社のEDネットクリニック.com、日本新薬のEDケアサポートにも、その”クリニック”は掲載されています。

という感じで、なかなか見抜く事はできません。
一番簡単な方法は…
池袋スカイクリニックにいらっしゃることだと思います(笑)

生物学的同等性

金曜日, 5月 30th, 2014

東和薬品からのジェネリックバイアグラについては、先日ブログに記載しました。
で、実際に、ジェネリックバイアグラの効果はどうなのでしょうか?

かつては、特許切れの医薬品は、今のようなスタイリッシュな?名称ではなく”ゾロ”と呼ばれていました。
その名前の由来は、ゾロゾロ市販されるからというものです。
この”ゾロ”ですが、効果のほどが不明なところも有り(メーカーからの情報提供が少ない)、また、副作用などが出現した場合であっても、メーカーの対応がずさんであり、とてもでは有りませんが、信用できるものでは有りませんでした。
日本の懐具合から、医療費を削減しなくてはならない為、なんとか”ゾロ”を普及させる必要が出てきました。
まず、イメージの悪い名称を払しょくすべく、ジェネリックという名称が用いられるようになりました。
正直に申しますと、この政府の施策が始まった当初のジェネリック医薬品は、やはりというか、手ごたえとして、今一つ信用できるものでは有りませんでした。

本家の薬剤とジェネリック医薬品は、タイトルにも示した生物学的同等性のチェックをしなければなりません。
簡単には、服薬して、本家薬剤と同等の血中濃度が得られるかどうかを、実験し示す必要があります。
ただし、この生物学的同等性ですが、添加物の差などから、本家薬剤と全く同等のプロフィールを得ることはできない為、多少の幅が設けられています。
つまり、本家より多少血中濃度の高まりが得られなくとも、この”幅”の範囲内であれば、認可されるようになっております。
(逆に、血中濃度が高くなる場合もあります)
かつて、ジェネリック医薬品の効果が乏しいと言うのは、この”幅”の影響だったのかもしれません。

では、東和医薬品のジェネリックバイアグラはどうなのでしょうか?
正式には、シルデナフィルOD錠VI「トーワ」です。
まず第一の違いは、OD錠(口腔内崩壊錠)となっていることです。
溶けやすく改良されているわけですから、血中濃度の立ち上がりが急俊となると予想されます。
東和医薬品が提出している生物学的同等性に関する資料によると、血中濃度の立ち上がりは、服薬後1時間未満では、若干ながら本家ファイザー社のバイアグラの方が良好な様に見えます。
予想とは異なります。
服薬1時間後から、東和薬品製シルデナフィルOD錠がやや上回ります。
服薬4時間後位から、東和薬品製シルデナフィルOD錠が下回るようです。
と言っても、軽微な差ですので、試験の条件によって差が出る範囲内なのかもしれません。
簡単には、だいたい同じということになります(笑)
ただ、気になる違いも有りました。
それは数パターンの異なるpHの試験液を用いた溶出試験の結果です。
低pHの時は東和薬品製シルデナフィルOD錠の溶出率が勝るものの、pHが6.8と中性に近付くにつれ、本家ファイザー社製バイアグラの方が溶出率が高まっています。
もしかしたら胃内のpHが上昇すると、吸収率(効果)に違いが出るかもしれません。
具体的には、食事の影響が、より顕著になるかもしれません。
人間は空腹時には胃酸の分泌が亢進し、胃内のpHが低下し、食事を消化する為に胃酸が消費されると胃内のpHが高まります。
胃酸を抑える抗潰瘍薬を常用中の方も、胃酸分泌が抑制されているわけですので、胃内pHの上昇から、吸収が低下し、期待通りの効果が得られない可能性を想像してしまいます。
逆に空腹時の胃内pHが低い時は、吸収が良く、短時間で作用が発現されるかもしれません。
ただし、あくまで想像ですので、実際には影響が無い範囲なのかもしれません。
当院では、早くもジェネリックバイアグラのリピーターがいらっしゃいますが、特に変わりなかったと述べております。
まだまだ市販されて間もない訳ですので、これから違いが明らかになってくるのでしょう。

シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」

金曜日, 5月 23rd, 2014

ついに発表されましたね~。
待ちに待ったジェネリック・バイアグラです。
もちろんですが、私たちも取り扱う予定がございます。
準備でき次第、発表しようと考えます。

東和薬品についてですが、大手国産ジェネリック医薬品メーカーの一つです。
黒柳徹子さんのCMを目にされたことのある方もいらっしゃるかも知れません。

今までのファイザー社製バイアグラとの違いが大いに気になるところです。
違いの一つとして、まず、剤形が口腔内崩壊錠(OD(Oral Disintegrant)錠と言います)で市販されたことが挙げられます。
この口腔内崩壊錠というのは、お水など無くとも服薬可能にした改良された剤形の一つです。
ただし、薬剤は、胃からの吸収が占めますので、やはり、確実に薬剤を胃まで落とし込む込んだ方が、効果は確実に発現できると考えます。
僅かな唾液で服薬可能では有りますが、成分が胃まで流れ込まず食道で停滞してしまう可能性もございます。
この場合は、当然ですが、期待される薬効が減弱してしまいます。
ですので、余裕が有れば、お水やお茶などで、流し込むのが無難です。
また、東和薬品製ジェネリック・バイアグラですが、服薬時に違和感が出ないように、レモンとコーヒーの2種類のフレーバーが用意されています。
多くの他の薬剤にも口腔内崩壊錠の設定がございます。
そして、なんらかのフレーバーが加味されていることがほとんどです。
ラムネのようなイメージで考えて頂ければ良いのですが、残念ながら、東和薬品製ジェネリック・バイアグラは、美味しくありません苦笑。
根本的に味がいま一つなのと、口腔内や舌に、ザラザラ感が残ることが原因です。
味は関係ない、きちんとした効果が期待できれば良いとの考えもありますが、やはり、もう少し上手に作れなかったのかな~と、少々残念な気持ちです。
とはいえ、不味くて服薬が出来ない訳では無く、口腔内崩壊錠で有るメリットもありますので、これはこれで、良しとしないといけないのかもしれません。
今後ジェネリック・バイアグラを市販するであろう他のメーカーさんも、このようなOD錠で市販される可能性も高いので、乞うご期待と言ったところでしょう。
本家であるファイザー薬品は、優秀なOD錠を作る技術が有ると思うのですが、どうするのでしょうか?
そして、レビトラのバイエル薬品、シアリスのイーライリリー社は、どうするのでしょう?

最大の関心事項は、何といっても価格でしょう。
正直に申しますと、ちょっと期待外れです。
まだ、ジェネリック・バイアグラの市販が東和薬品1社に限られていることが、主だった原因の一つと考えられますが、正直なところ残念です。
ただし、今後数社から市販が予定されておりますので、価格競争は必至です。
競争原理によって、製剤の完成度、費用など、有利なメーカーが勝ち残るのでしょう。
そうなれば、もう少し、コストが抑えられるかもしれません。
気になる当院での価格ですが、只今、交渉中です(笑)
当院は、処方実績も多数ございますので、メーカーから良い条件を引き出したいと考えています。

期待が大きかっただけに、本ブログにも「残念」が多数です苦笑。
皆さんの為にも、がんばらないといけないと考えています。

ぼったくり?

火曜日, 5月 20th, 2014

前回に続いて、噂話です。
こんなクリニックがあるんだなーと聞いて下さい。

私たちは、EDとAGAを中心に診療させていただいております。
治療の基本は、科学的に根拠の有る、有効性が実証された医療を提供する事に有ります。
例えばですが、ED治療には、十分な医学的実績がある薬剤(バイアグラなど)を処方させていただいております。
が、しかし、これだけでなく、様々なサプリメントを勧めてくるクリニックが存在します。
この”サプリメント”というものは、効果の検証が皆無です。
この”サプリメント”のどこに、科学的根拠があるのでしょうか?
私どもも、定期的に医学論文を検索し、新しい知見がないか調べております。
しかし、サプリメントの類で、有効であったとするものは、ほとんどございません。
EDに亜鉛が有効であるといったのも然りです。
バイアグラを処方してもらおうと行ったクリニックで、様々なサプリメントを勧められて、断り切れずに購入してしまったといった話を、患者様から聞いております。
ED診療の分野以上に、AGA診療の分野は、よりひどく、見ていて辛くなるようなものもございます。
ドクターズサプリメントといったものは、ほぼ効果がありません。
効果の無いものを高額な費用で売りつけて(あえて申します)、心が痛まないのでしょうか?
ED診療もAGA診療も、自由診療であり、どうしても、”胡散臭さ”といったイメージが付いて回ります。
自由診療のクリニックに付きまとう、”胡散臭い”、”ぼったくられる”といったイメージは、まさに、このような”押し売り”に一因があると考えます。
もちろん効果がない訳ですから、イメージでは無く事実と言う事になりますが。

ED診療、AGA診療共に、診療ガイドラインというものが存在します。
本邦でも海外でも、基本的に同様です。
このガイドラインが基本となります。
ガイドラインは、必ずしも最新の治療ガイドラインとなっていない場合もございますが、これを大幅に逸脱する事は、よっぽどの新薬が出現した場合などに限られます。

この”胡散臭さ”は、費用体系と科学的根拠に基づいていない治療行為が横行していることにあると言えます。
怪しいクリニックの見分け方として、様々なサプリメントの扱いがあるかどうかで判断するのも、面白いかもしれません。
当院は、このようなサプリメントは置いていませんし、皆さまにも勧めていません。
とうことで、池袋スカイクリニックは、”胡散臭い”クリニックでは有りません(笑)

ジェネリック バイアグラ

金曜日, 5月 16th, 2014

なかなか出ませんね~。
いろいろと噂は入ってくるのですが、あくまでも噂で有りまして、公表できるものはございません。
もう少し詳細な情報もあるには有るのですが、メーカーさんとの信頼関係の問題もあって、公表するわけにもいきません。
大変申し訳ございません。
ただし、ジェネリックバイアグラの市販が近付いているのは確かです。
数社から市販されるようですね。
やはり、体内に入っていくものですので、気になるのは、その信頼性、安全性です。
過去のジェネリックメーカーには、ロット売り切りで、その後は製造しないなんてメーカーも有りました。
メーカーさんには、良質なジェネリック医薬品を安定供給して欲しいですね。
ジェネリックが多数市販されると、各メーカーごとの特徴を出すことが難しくなってくると思います。
メーカーさんも、どのように差別化するか、いろいろ考えているのではないでしょうか?
そうじゃないと、単純に価格競争になりかねません。
それはそれで、皆さんにとって良いことですけど。
実は、どのように差別化したらいいかなど、その相談も受けていたりもしますが、まだ、内緒です(笑)

これも噂ですが、様々なところで、怪しいバイアグラが販売されているようです。
バイアグラの違法販売の検挙は、毎月のように報告が有ります。
以前より、増加しているような印象もあります。
そう言えば、以前、やはり、怪しいバイアグラを処方していたクリニックが有りました。
今は、検挙されて、無くなっていると思いますが。
しかし、あくまでも噂ですが、怪しいバイアグラを処方しているクリニックが、未だに存在しているとも聞きます。
あくまでも噂ですが…
普通に考えれば、そんなバイアグラを処方しようとは考えません。
そもそも、その必要性が感じられません。
恐らくは、怪しいバイアグラを処方する理由は、営利を考えてのことでしょう。
どのようなルートで入手しているのでしょうか?
裏にどのような組織の関与があるかも分かりませんし…
私どもは、正規のバイアグラを処方させていただいても、おかげさまでクリニックの運営は安定しております。
安心安全な治療薬を提供する事で、ご理解も得ているのだと考えています。

ジェネリックバイアグラの市販とともに、このような怪しいバイアグラに手を出す必要性も低下するでしょう。

早漏症治療は開始するにあたって

火曜日, 5月 13th, 2014

ホームページを見て頂いた方でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、早漏症治療を開始する事に致しました。
世界的な早漏症の定義は定まっておりませんが、射精までの時間が短く満足できないといった主観的な問題から、挙児希望であるが女性の膣内へご自身のペニスを挿入する事もままならない場合など、その程度は様々です。
現在、性機能障害を扱う医療機関自体が少数で、その多くが早漏症治療を取り扱っておりません。
その理由として、国内に早漏症治療薬として認可されている薬剤が無いことも挙げられます。
しかし、早漏症に効果のある薬が無いわけではありません。
国内では、世界的に、抗うつ薬であるパキシルⓇ(グラクソ・スミスクライン社)を使用した早漏症治療の報告・実績が豊富に有るため、これにならって、早漏症治療に、パキシルⓇを適応外使用として処方するケースが散見されています。
パキシルⓇの問題点は、即効性が無い事です。
必要時に服用するだけでは、大きな効果が期待できません。
長期に渡って服用する場合は、もともと抗うつ薬であるため、弊害が生じかねません。
また、世界的にはプリリジーⓇ(ヤンセン・シラグ社)が市販されております。
この薬剤は、SSRI(セロトニン再取り込阻害剤)と呼ばれるグループに属し、パキシルⓇもこれに属しております。
プリリジーⓇは即効性もあり、有効な薬剤ではありますが、本邦未承認医薬品です。
入手できなくもありませんが、非常に高価なものとなっております。
プリリジーⓇの価格は、当院が調べた範囲では、3錠あたり7,500~9,000円です。
どのような理由でこのような費用体系になったかわかりませんが、いずれにせよ、高価な薬剤であり、気軽に使用できるものでは有りません。
当院において、患者様から、しばしばプリリジーⓇおよび早漏症治療に関する質問を受けておりました。
ED治療で通院されている患者様からも、もう少し射精までの時間は稼げないのだろうか、といったご相談も受けておりました。
当院におけるプリリジーⓇの取り扱いも考慮いたしましたが、やはり、その費用が患者様のご理解を得られないのではないかと危惧し、二の足を踏んでおりました。
しかし、早漏症治療に関するご要望は多く、何らかの方策を考えた結果、早漏症治療を提供する事に至りました。
やっと、という感もありますが、治療の提供にあたって、様々な憂慮すべき事項がありました。
最も問題として考えておりましたのが、パキシルⓇ同様、適応外使用となる事でした。
適応外使用である為、より一層、その効果および安全性を担保する必要があると考えておりました。
これは、当院だけでは無く、もし性機能障害治療に精通していない他院によって、同薬が安易に処方された場合の影響も含みます。
早漏症を治療するには、きちんとした診断と原因を考察する事が必要です。
これを間違えた場合、効果が無い場合や、より症状が悪化する可能性もございます。
早漏症治療に対する信用問題につながります。
勿論ですが、薬剤自体の安全性の問題もございます。
早漏症治療を紹介したページをご覧になったかたもいらっしゃると思いますが、薬剤名の公表を行っておりません。
疑問に持たれた方もいらっしゃると思います。
薬剤名を公表しなかった理由が、そこにあります。
大変申し訳ございませんが、ご理解ください。

当院が提案できる早漏症治療薬は3タイプです。
それ以外にも、様々な薬剤が早漏症治療に応用されていますが、安全性と効果を吟味した3タイプとお考えください。
いずれの薬剤も、射精遅延効果が論文となって報告されているものです。
前述のプリリジーⓇにも引けを取らない効果です。
プリリジーⓇであっても、満足度は100%では有りません。
当院で提供できる薬剤は3タイプあるため、各種試していただくことが可能です。
皆様の満足度を高める事が出来ると考えております。
大変申し訳ございませんが、電話でのお問い合わせはお断りしております。
直接、ご来院の上、医師に相談ください。

奥様と

火曜日, 5月 6th, 2014

当院には、挙児希望の男性がしばしば来院されます。
決して体調が悪いわけでは無く、かといって奥様に対して愛情がなくなってしまった訳ではない男性がいらっしゃいます。
朝勃ちもしっかりあり、マスターベーションもできる方です。
挙児希望の方が陥りやすい失敗として、
『排卵日のみ、セックスを営もうとする』
ことが挙げられます。
私どもは、患者様に常日頃からお話しさせていただいていることに、『セックスはコミュニケーションである』があります。
日ごろからコンスタントにセックスがあり、そのうちの一日として排卵日にあたるのが理想ではないでしょうか?
排卵日だけとなると、セックス自体が味気ないものになってしまいます。
そうなると、奥様に対して愛情も有り、お子様をご希望されていることも十分理解はできるが、性欲が今一つ湧いてこないといった事態に陥る可能性がでます。
このような場合、雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか?と提案させていただく時が有ります。
具体的には、奥様と付き合っているころを思い出していただき、お洒落して外出したり、自宅でセックスをするのではなくホテルに行ったりするのも良いと思います。
少々、アブノーマルな事をされるのも、変化をつけるにはいいかもしれません。
マンネリが原因で有れば、変化が必要です。

先日、インターネットで、デンマークからのニュースを拝見しました。
デンマーク政府が打ち出しているキャンペーンなのですが、
それは、
愛する人と旅行に出かけよう!
と言った内容なのですが、その理由が、旅行中はセックスの回数が増加し、妊娠する可能性が高まるからだそうです。
旅行中のセックス回数は5割程度増加し、実際にデンマークの国民のおよそ1割が旅行中に妊娠されているとしています。
デンマークも、本邦と同様に、出生率の低下に悩んでいる国の一つです。
当院と同じような事を、デンマーク政府も推奨しているわけですね(笑)

ゴールデンウィーク

金曜日, 5月 2nd, 2014

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
もしかしたら、もうすでに連休を取られていて、お出かけ中の方もいらっしゃるかと思います。
当院は、例年通りGW中も休まず開院しております。
遠出せず、東京近郊で過ごす予定の方、GW期間中東京にお越しの方、よろしければ是非、ご来院ください。

追記1
ゴールデンウィーク中に新規処方させて頂いた患者さま、その後の調子はいかがでしょうか?
少数で、お試しの方も多かったと思います。
もし、効果があり、再処方御希望の方は、再診して頂ければ、すぐ、ご用意可能です。
また、効果が得られなかった方、もう一度ご相談ください。様々な治療法をご提案できると思います。

ED治療を受けられた方の、喜びの声を聞かせて頂くと、モチベーションが高まります。
ご来院、お待ちしております。

追記2
皆さま、ゴールデンウィークはいかが過ごされましたか?
私は、ほぼクリニックで仕事です(笑)
1日だけ休むことができました。
例年のことですが、ず~っと仕事しているイメージです。
ゴールデンウィークに遠出をした友人の話を聞くと、壮絶なものが有ります。
どこへ行っても人ひとヒト…
おまけに、渋滞が強烈です。
関東近郊で有れば、東名高速、中央道、関越道など、渋滞40kmもざらです。
最近では、あまり渋滞しないとされていた常磐道、東北道も、渋滞が著しいですね~。
平日は仕事しておりますし、ゴールデンウィ―クくらいは、家族サービスを考える方も多いですよね。
お父様方、お疲れ様でした。

都内でゆっくり過ごす(仕事していましたが)のも、一つの方法です。
ED治療薬1錠あれば、楽しいひと時を過ごすことが出来ると思います。
休暇中であれば、長時間タイプのシアリスが適していそうです。
と言っても、お子様がいると、そうも行きませんが。

11万人

木曜日, 4月 17th, 2014

あまり気にしていなかったんですが、いつの間にか、来院患者数が11万人を突破していました。
自分では意識していなかったのですが、またまた、事務に指摘されました。
いつ、突破してたんだろう?(笑)
本当にこの調子だと、20万人もあっという間かも知れない。。。
それだけ、皆様に愛されているという事なので、今後も、皆様を裏切る訳にはいきません。
ED治療を極めるべく、邁進いたします!
「いや~凄かったよ」
「来てよかったよ」
「人生観変わったよ」
などなど、皆様に喜んでいただくことが、なによりです。

別に、患者数で競っているわけではございません。
あくまでも診療の質を担保していなければ意味が有りません。
診療の質が維持できていれば、皆さまの満足度も向上します。
そして、それが来院者数に繋がると思います。
診療の質に関しては自信の有るところです。
医療は、医学的に実証された行為であることが、ベースになります。
もちろん、医学的に効果が実証されていなくとも、経験的に効果が有ると考えられるものも多数あります。
これらは、現在のところ、医学的に実証されていないだけであって、いずれ証明されるであろうと思われるものです。
これとは逆に、今まで慣例的に効果が有るだろうと考えられていたものが、その効果が否定される場合も有ります。

ED治療は、保険外診療で有り、効果に対する考察が不足がちです。
もちろん、いわゆるPDE5阻害剤に属するED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス)は、その勃起改善効果が証明されています。
しばしば見受けられるのが、勃起力改善や勢力増強を謳うサプリメントの類です。
正直なところ、医学的に証明されているのは、ほとんどございません。
ED診療に従事している医療機関であっても、このようなサプリメントの類を処方しているケースが多いのも実情としてあります。
営利目的なんだろうな~とは思いますが。

独りよがりな診療は良く有りません。
グローバルスタンダードな医療の提供を心がけます。

もっと、がんばろっと。

すっかり春な感じですね

火曜日, 4月 15th, 2014

皆さんこんにちは。
すっかり陽気は春ですね。今日は、気温も20度超えてしまうようです。
つい1か月前の寒さがウソのようです。
池袋スカイクリニックから見える西口公園では、桜は終わってしまいましたが、他の木々に若葉が芽吹いています。
お日様も暖かいですね~。
通りすがりの人も、春らしく、オシャレをしています。
春真っ盛り、満喫してる感じです。

新年度が始まり、消費税も8%へ上がり、何かと忙しいですね。
4月も半ばです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
増税前に、何か駆け込み的に購入したものはありますか?
ED治療薬をまとめ買いされる傾向もございましたが、価格据え置き中ですので、ご安心ください。
個人的には、家族を写す為に、一眼レフカメラを買いました。
といっても、入門用のいわゆるコンデジに毛が生えたようなやつですが。
それでも、背景がぼやけた写真を撮れたり、結構、楽しいですね。

ED業界では、ジェネリックバイアグラの市販がいよいよ迫ってきています。
患者様からの問い合わせも頂いております。
本当にいよいよと言う感じのはずなんですが、しかし、まだ噂の域を出ません。
気になる発売時期ですが、どうも、やや遅れる様です。
費用は、正規バイアグラよりもお求めやすくなるとは思いますが、バイアグラの発売元のファイザー社も、黙って見過ごすわけはないでしょう。
いずれにせよ、選択肢が増える事は良いことです。
懐にも優しくなるんであれば尚更です。

それ以外にも、話題はあるのですが、ちょっと表に出せないものもありまして。
機会が有れば、ご紹介したいと考えます。

電子カルテ

日曜日, 3月 23rd, 2014

電子カルテって、一長一短ですが、スカイクリニックでは重宝しております。
何が重宝しているかと申しますと、診察券に記載してあるID番号はもちろん、お名前や生年月日で、すぐカルテを呼び出す事が出来る事です。
電子カルテなんで当然ではありますが。
ED治療薬ですが、もちろん使う頻度にもよりますが、次回の来院が1年後なんて患者様もいるわけです。
お仕事帰りに、突然立ち寄られて、診察券を持参していないといった場合でも、お名前と生年月日が分かれば、直ぐに呼び出す事が出来ます。
電子カルテを導入していないクリニックはどうしているのでしょう?
また、いちいちカルテを作って…
これでは、時間がかかっちゃって、どうしようもないですよね~。
プライバシーの問題で、診察券を持ち歩きたくない方もいらっしゃいますし。
さらに、他にもいろいろとカスタマイズしまして、出来るだけ時間を短縮できるようにしています。
患者様をお待たせするわけにもいきませんから。
なにせ、来院患者数が10万人を超えちゃっているので、いろいろと工夫をしていかないと、速やかな診療が出来ません。
当クリニックの自慢のシステムの一つですね~。
それにしても10万人を超えてるなんて…事務スタッフに言われるまで気が付きませんでした。
10万人目の患者様には、何か粗品を差し上げるべきだったか…なんて。
でも、このペースだと、20万人もあっという間かな(笑)
兄弟クリニックの新宿ライフクリニックを合わせると…
みなさまの応援があってここまでやってこれました。
これからも、池袋スカイクリニックを、よろしくお願い申し上げます。

久々の更新

土曜日, 3月 8th, 2014

毎年、ブログを定期更新し様と思いつつ、忙しさを理由に、ついついさぼってしまいます。
で、今年、初のブログ更新です。
話題が有ると言えばありますし、無いと言えばないというわけではないのですが(笑)
ホームページを見て頂いている方は、もうご存じだと思いますが、ED治療薬の価格を全面的に改訂いたしました。
昨年末に、一部の患者様を対象に特別価格を設定しておりました。
好評に付き、患者様全員に対象を広げる事にしました。
この機会を、是非、ご利用ください。
さらに、4月から、消費税が8%へ上がります。
それに伴って、様々なコストが増加する事が予想されます。
私どもとしましても、コスト削減を図り、皆様への負担増加を可能な限り抑制したいと考えておりますが、正直なところ、現在のところ、見通しが立っておりません。
当然ですが、3月中は、現在の価格です。
ED薬の有効期限は2年ほどございます。
余裕のある方は、3月中にまとめてお求め頂く方が良いかもしれません。
そして、恐らくは本年中に、国内でも承認されるであろうジェネリックバイアグラですが、どうやら承認が遅れている様子です。
当初は5月頃に市販されるのではないかと予想されておりましたが、8月頃にずれ込みそうです。
保険未収載薬のジェネリック薬の扱いに関しての経験が、ありませんからね~。
多少は、致し方ないのでしょう。
製薬会社、価格に関する情報は、現在のところありません(ウワサ程度です)
アベノミクスにより、景気が上向いている?との事ですが、まだまだ実感がわかない所でしょう。
ジェネリックになると、どの程度コストが抑制できるのか不透明ではございますが、現在のファイザー社製のバイアグラよりかは、安価になると考えられます。
(ファイザー製バイアグラも価格を下げるとのウワサ(希望?)もありますが)
情報が入り次第、直ぐにご紹介したいと考えます。

SKYCLINICという通販サイト

土曜日, 6月 15th, 2013

以前、ここで取り上げたと思いますが、”SKYCLINIC”と称するインターネット通販サイトがございました。
正規品か偽造品かわかりませんが、通販で、バイアグラ等を扱っていました。
会社の所在は、海外にあったと思います。
当然ですが、私たちスカイクリニックとは、全く関係がございません。

その”SKYCLINIC”ですが、最近、見かけなくなりました。
無くなってしまったのか、またまた、屋号を変えてしまったのか、それとも…

いずれにせよ、私たちにとっては、変に誤解される事が無くなりました。
良かった良かった。

それにしても、なんで私たちのクリニック名を使ったんですかね~。
EDを扱うクリニックは、他にもございますし、当方としては迷惑ですが。
当院のホームページの内容は、すべてオリジナルです。
ライターに依頼して作成したものはございません。
で、その内容ですが、様々なところで無断使用されています苦笑。
困ったものですね。
マネしたくなるだけコンテンツが良いのだと思いましょう~。
ホームページ自体も、コツコツと積み上げて、今の形になっています。
そのため、作りが素人っぽいのが欠点です(というか素人が作ってますので)。

ついでに…
先日、来院された患者さんから伺った事です。
今まで、個人輸入代行を数度利用し、バイアグラを購入していたところ、袋に、お薬が裸の状態で入れられ、送って来た事があったとのことです。
そのため、怪しく思い、怖くもなり、当院にいらしたとのことです。

普通に考えても、怪しすぎますよね。
衛生的に問題もございますし、私たち医療従事者からすると、有り得ませんね。
送って来る度に、生産国が異なるって話はよく聞きますが。
新たなパターンですね。
いやいや、注意しましょう。(送られてくるまで判断つきませんよね)

疲労感

火曜日, 6月 11th, 2013

と言っても、仕事に疲れた、とか、生活に疲れたと言った事では有りません。
ED治療に関係する事です。
勃起薬を使用した場合、翌日に疲労感が出現すると訴える方がいらっしゃいます。
確かに、副作用報告にも、疲労感の記載はあるのですが、勃起薬が原因となっているかは微妙なところで、断定はできません。
まず、セックス自体が立派な運動行為で、しかも、勃起薬を服用している場合、かなり”頑張れる”ようになります。
つまり、ある程度の運動を行えば、翌日に疲労感が出現することは、十分に考えられます。
普段から運動不足で体力に自信のない方、心当たりは無いでしょうか?
(クリニックの20歳代のスタッフは、勃起薬を使用しなくとも、性行為翌日に疲労感を覚えると言っています。。。鍛えさせないと行けないですね笑)
また、射精をする事自体も体力を消耗いたします。
以上の理由が考えられますが、ED薬自体の影響も否定はできません。

ED薬の使用にあたってと言うよりかは、性行為を営むことが可能か否か、その可否を医学的に判断しなければならないときが有ります。
心筋梗塞後の患者様など、心筋能が低下しているために、運動制限が設けられることがございます。
性行為は、やや特殊ではありますが、一種の運動行為ととらえられます。
マラソンやサッカー、ゴルフと同じです。
心機能が著しく低下した患者様では、性行為を控えるように指示される場合が有ります。
この場合は、性行為を控えるように指示されるのであって、ED薬の服用を控えるように指示されるのではありません。
微妙にニュアンスが異なることを、ご理解いただけますでしょうか?
ED薬は、基本的には、心臓の負担を増加させるものではありません。
つまりは、心機能が低下している患者様でも服用する事ができます。
問題は、性行為自体の運動量なのです。
ED薬の問題ではありません。
性行為自体は、かなりの運動量になります。
運動した後は、疲労が残る場合も有ります。
先の話に繋がりますが、性行為後の疲労感の出現理由と成り得ます。
正確には、トレッドミル検査などによって運動耐用能をチェックする事も有りますが。
簡単には、簡単な荷物を抱えながら、階段を3階程度まで上ることができるのであれば、性行為は可能とされています。
最近の医師は、心機能低下例であっても、運動制限を指示する事が少なくなっています。
その理由は、ある程度心臓に負荷をかけていた方が、心臓の機能が保たれると言うことが明らかになっているからです。
勿論、様々な制限を加えれば、生活の質QOLを損なう可能性があるので、その点も考慮されています。
仮に運動制限を要した場合であっても、工夫する事で性行為自体の運動量を低減する事も可能です。
行為中に息切れなどが生じる場合は、明らかに頑張りすぎです。

ま~、無理はしないようにしましょう。

○ひげ薬局

金曜日, 5月 10th, 2013

○ひげ薬局で、バイアグラと同成分で、劇薬指定されていると言われた勃起改善薬を購入したという患者さまがいらしました。
私たちからすると、”?”という内容でしたが、一般の方は、判別できないですよね。
実際に、効果は、本物のバイアグラに遠く及ばずと言うか、効果は無かったとのことです。
バイアグラと同成分ということは、シルデナフィルが含有されていると言う事でしょうか?
薬局で扱う事も出来ないでしょうし、ましてや、劇薬指定の薬剤を扱う事もできないでしょう…

ちなみにですが、バイアグラは劇薬指定はされていません。
区分は、処方箋薬品です。
医師によって初めて処方が可能な薬剤です。
通信販売もできません。

しばしば、精力増強や勃起力回復を謳う栄養剤やサプリメントの宣伝広告を見ます。
これらの効果のほどはどうなのでしょうか?
職業柄なのか、自分の性格からなのか、すぐに成分を見てしまったりしてしまいます。
成分の詳細が記述されている場合も有りますし、記述が全く見当たらない場合も有ります。
記述が無い場合は、完全に怪しいものと考えて下さい。
厚生労働省が認可するはずが有りません。
成分が記述されている場合ですが、多くのものはカフェインが含有されています。
眠気覚ましにコーヒーを飲む方もいると思いますが、その眠気覚ましの有効成分はカフェインです。
つまり、興奮剤です。
であれば、高価なこの類の栄養剤やサプリメントを使わなくとも、ちょっと濃いめのコーヒーを飲めば事足りるんじゃないかと思ってしまいますが。
後は、生薬であったりですが、正直なところ、効果は期待できないと思います。
ED薬を使用したことがある方であれば、ED薬の方が圧倒的に効果的であるとわかると思います。
しばしばネット上では、精力回復に亜鉛が有効であるとする記載を見ます。
多くは、企業が市販しているサプリメントの宣伝を兼ねたものではありますが。
亜鉛に関しても、医学文献を検索し、実際に効果が有ったとする報告があるのか否かを調べたことが合います。
その結果ですが、”zinc(亜鉛)”+”erectile dysfunction(勃起不全)”での該当する検索結果数は0ゼロです。
“zinc(亜鉛)”+”impotenca(インポテンス)”での該当する検索結果数も0ゼロです。
つまり、亜鉛の効果に関しては、良い結果が得られていないのか、または、医学的に検証がなされていません。
効果に関しては、疑問が多い所です。
こんな感じです。
これを有効として患者様に提供しようとは思いません。
学生や研修医の頃を思い出しますが、医学的根拠のある医療(EvidencaBasedMedicine)を行う必要があると、教え込まれました。
私たちのポリシーに反します。