HIV|ヒト免疫不全ウィルス



【HIV】ヒト免疫不全ウィルス

「HIV」。(エッチアイブイ):ヒト免疫不全ウィルス
Human Immunodeficiency Virusの略。日本語には、ヒト免疫不全ウイルスと訳される。
皆さまも一度は「HIV」の名前を聞いたことがあるかと思います。「HIV」は、「AIDS」の原因ウイルスです。
「HIV」は、皆さまの体を、細菌やウイルスなどの外敵から守る働きをする白血球に感染し、その能力を奪います。 つまり、このウイルスに感染すると、細菌やウイルスなどに対する抵抗力が低下し、様々な感染症を発症いたします。
私たちは、常に何らかの細菌やウイルスにさらされております。皮膚や口腔内、腸内などには、様々な細菌が存在しますし、空気中にも、ウイルスやカビなどが漂っております。 健康体であれば、白血球が私たちの体を守ってくれます。
しかし、HIVに感染し、AIDSを発症した場合、これらの外敵の脅威にさらされることにないます。
また、白血球は、ガンの発症を防ぐ働きもあり、HIVに感染することにより、ガンの発症率も上昇するといわれております。

「HIV」は、血液・精液・膣分泌液・母乳に多く存在します。
つまり、これらを介して感染致します。日常生活上注意を要するのは、やはり、性行為sexによるHIV感染です。
私たちは、性行為によるHIV感染から、身を守る必要がございます。また、HIVに感染しているからと言って、セックスsexをあきらめる事はございません。 HIVから身を守るため、また、大切なパートナーへHIVを感染させないため、正しい知識を持って、セックスsexをしてください。
以下のサイトに、より詳しい説明がございますので、参考にしてください。
HIV/AIDS先端医療開発センター


HIVに感染していても、ED治療を受ける事は可能です。ただし、注意事項がございます。
まず、第一に、ED治療薬には、HIVの感染予防や、パートーナーへの感染抑制効果はございません。しかるべき対応を行って、感染予防、抑制策を講じてください。
第二に、抗HIV薬の服用の有無により、ED治療薬の選択や、服薬間隔が異なります。
抗HIV薬を服用していない場合、ED治療薬の使用に制限はございません。
(もちろん併用薬、罹病疾患によって、異なります。詳しくは、専門医療機関へ相談ください)
抗HIV薬を服用中の場合、残念ながらレビトラの服用はできません。禁忌とされております。
バイアグラシアリスは、少量から始めていただければ、服用は可能となっております。 また、バイアグラ、シアリスともに、一度服薬した場合、48時間以上空けていただければ、再度使用可能となっております。 一般の方は、24時間以上服薬間隔をあけるよう言われておりますが、抗HIV薬を服薬中の方は、48時間以上間隔を空けてください。
これは、抗HIV薬とED治療薬を併用した場合、ED治療薬の血中濃度が著しく上昇し、危険な場合が認められるからです。両剤とも、チトクロームP450 3A4(CYP3A4)で代謝されるためです。
(その他の併用薬、患われている疾患によって、異なる場合がございます。是非、専門としている医療機関にご相談してください。)

繰り返しになりますが、ED治療薬にHIVの感染予防効果、パートーナーへの感染抑制効果はございません。HIVに対する感染予防、感染抑制を行ってください。方法については、専門医療機関にご相談ください。


written by バイヤグラは池袋スカイクリニック