神経性やせ症・神経性食欲不振症(拒食症)|SCOFF問診票|池袋スカイクリニック

神経性やせ症・神経性食欲不振症(拒食症)|SCOFF問診票

池袋スカイクリニック

神経性やせ症・神経性食欲不振症(拒食症)|SCOFF問診票

2026年2月13日

Table of Contents

SCOFF問診票|拒食症(摂食障害)のスクリーニング

SCOFF(スコフ)質問票は、摂食障害の可能性を簡単に確認するためのスクリーニングツールです。 5つの質問に「はい」「いいえ」で答えるだけで、食事や体型に関する考え方や行動の傾向をチェックできます。

BMI計算ツールなどで、ご自身の適正体重を確認した上で、それでもなお、ダイエット(減量)を強く希望する場合は、ぜひ一度、SCOFF問診票で、摂食障害の傾向がないか、チェックしてみて下さい。

この質問票は、診断のための検査ではありません。 ただし、合計が2点以上の場合は、 摂食障害(拒食症・過食症など)の可能性があるとされています。

気になる結果が出た場合や、体重・食事に関する不安が続く場合は、 できるだけ早めに医療機関へご相談ください。

摂食障害とは

摂食障害とは、体型や体重へのこだわりから、食事のコントロールが難しくなる病気です。

代表的なタイプには次のようなものがあります:

  • 神経性やせ症(拒食症):体重を極端に減らそうとし、やせていても太っていると感じる
  • 神経性過食症(過食症):短時間に大量に食べ、その後に嘔吐や下剤を使うことがある
  • 過食性障害:食べすぎを繰り返すが、嘔吐や下剤の使用はない

いずれも、意志の弱さや性格の問題ではなく、心と体の病気です。早期に気づいて、 医師や専門家に相談することで回復が期待できます。

注意事項|SCOFF問診票

SCOFF質問票は、あくまで目安であり、正式な診断には医師の判断が必要です。

2点以上の場合や、体重・食事・心の状態に不安がある場合は、 無理をせずご相談ください。

また、周囲の方が気づいてあげることも、とても大切です。

SCOFF 質問票(摂食障害スクリーニング)

直近の状態について、各項目に はい/いいえ でお答えください。
2点以上で摂食障害の可能性が示唆されます(診断ではありません)。

1. 満腹で苦しいと感じるとき、自分で吐くことがありますか? Do you make yourself Sick because you feel uncomfortably full?
2. 食べる量のコントロールを失っているのではと心配になることがありますか? Do you worry you have lost Control over how much you eat?
3. 最近3か月で、約6.5kg(1ストーン)以上の体重減少がありましたか? Have you recently lost more than One stone (≈6.35 kg) in a 3-month period?
※ 1ストーン=約6.35 kg
4. 周囲から「痩せすぎ」と言われても、自分では太っていると思いますか? Do you believe yourself to be Fat when others say you are too thin?
5. 食べ物があなたの生活の中心になっていると思いますか? Would you say that Food dominates your life?
未回答の項目があります。

回答一覧

    ※ 本ツールはスクリーニング目的です。結果が陽性(2点以上)の場合や、ご心配がある場合は、医療機関へご相談ください。

    より詳細なEAT-26問診票

    SCOFF問診票は、スクリーニングに用いるには、簡便で有効ですが、やはり簡易的なものになります。

    EAT-26問診票は、設問数が26問と多く、より詳細な問診票となります。

    もし、SCOFF問診票で、神経性やせ症・神経性食欲不振症(拒食症)の疑いが持たれたのならば、EAT-26問診票を行ってみて下さい。

    摂食障害のご相談先

    #1

    The SCOFF questionnaire: assessment of a new screening tool for eating disorders

    BMJ. 1999 Dec 4;319(7223):1467–1468.

    doi: 10.1136/bmj.319.7223.1467


    #2

    山内祐子ほか(2011)

    「日本語版SCOFF質問票の妥当性の検討」

    摂食障害研究, 16(2): 243–250.

    【GLP-1ダイエット】に関する最近の記事

    テストステロン(男性ホルモン)低下例に対し、それを補充することはEDを改善する?
    テストステロン補充療法とED治療

    テストステロン補充療法がEDに与える影響について、さまざまな研究が報告されています。テストステロン補充療法は、EDに効果的なのでしょうか?テストステロン値が低下しているからといって、性腺機能低下症と診断されるわけではありません。ここでは、心血管疾患のリスクを有する男性におけるテストステロン補充療法を検討した大規模試験「TRAVERSE」のサブ解析の結果をご紹介いたします。

    Read More »
    受動喫煙はEDの原因と成ります
    受動喫煙がEDに及ぼす影響

    受動喫煙がED(勃起不全)に与える影響についての研究があります。タバコを吸わない男性でも、受動喫煙によるリスクが存在することが明らかになっています。2001–2002年の国民健康栄養調査(NHANES)では、受動喫煙に曝露された非喫煙男性のED有病率が増加することが示されています。血清コチニン濃度が0.60ng/mLを超えると、EDのリスクが1.29倍になるという結果も。あなたの健康を守るために、受動喫煙の影響を知ることが重要です。

    Read More »
    長時間の座位はEDの原因となる可能性があります
    長時間の座位はEDの原因になる?

    長時間の座位がED(勃起不全)のリスクにどのように影響するのか、興味深い研究結果が報告されています。マレーシアのクリニックで行われたこの研究では、1日8時間以上座っている男性は、中等度〜重度のEDを発症するオッズが約5.84倍高いことが示されています。運動習慣があっても、長時間座っていることがEDのリスク要因となる可能性があるのです。座位時間とEDの関係について、さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

    Read More »
    マンジャロによってバルデナフィルの吸収が遅延したと考えられる症例の報告
    マンジャロによるED治療薬の効果遅延の可能性

    高容量のマンジャロがバルデナフィルの吸収を遅延させたと思われる例を経験したため、注意喚起とともに、ご紹介します。マンジャロやリベルサスといったGLP-1受容体作動薬が、肥満症に対する特効薬として注目されていますが、一部の薬剤の吸収が遅延したり、上部消化管内視鏡検査時の食物残渣の原因となることが指摘されています。現在、ED治療薬の吸収遅延の報告はございませんが、その可能性は十分ございます。そのメカニズムの説明と、ED治療薬の効果を最大限に引き出すための対策を探ります。

    Read More »
    夜間勤務や交代勤務に睡眠障害が加わった場合、EDの有病率が上昇する可能性がある
    夜間勤務者はEDが多い?

    夜間勤務者とED(勃起不全)のリスクを検証した研究があります。夜勤や交替勤務を行う男性は、日勤の男性に比べて勃起機能が低下していることが示されています。勤務形態によって生じた睡眠不足や生活リズムの乱れが、勃起機能に影響を与えそうです。また、ここでは、テストステロン補充療法の効果についても考察されています。詳しい内容を知りたい方は、ぜひ続きをお読みください。

    Read More »
    治療法の有効性は、プラセボ効果を排除した二重盲検試験でなされるべきである
    プラセボ(偽薬)効果と二重盲検試験

    プラセボ効果とは、薬の有効成分ではなく、治療への期待感や安心感によって症状が改善する現象です。特にED治療においては、心理状態が大きな影響を与えることがあります。二重盲検試験では、実薬とプラセボの効果を客観的に比較し、ED治療薬がプラセボを上回る効果を示すことが確認されています。しかし、低強度体外衝撃波療法では、プラセボ効果の影響を排除することが難しく、科学的根拠が不十分な場合もあります。詳しくは本文をご覧ください。

    Read More »