LOH症候群(加齢性性腺機能低下症候群)についてご紹介



性腺機能低下


加齢

現在、多数のお問い合わせをいただいております。
加齢性性腺機能低下症候群(LOH症候群)の治療用薬剤の供給に限りがあります。 当院での、治療可能な患者様の数も、制限せざる負えない状況です。
大変申し訳ございませんが、新規患者様の受付は、現在行っておりません。
当院にて、治療中の患者様は、引き続き治療を行うことが可能です。


【加齢性性腺機能低下症候群LOHsyndrome】


古くから、加齢に伴い性腺機能の低下することが知られておりましたが、人口の高齢化に伴い、中高年男性の生活の質を向上させることに、 注目されております。
性腺機能の低下というと、単純に、性欲減退、EDなどの症状が思い浮かぶかもしれませんが、症状はそれだけに収まらず、広範囲に及びます。 その中には、単純に”調子が悪い”や、”易疲労感”、”睡眠の悩み”、”精神的に不安定”など、一見、何の関係もなさそうな、漠然とした症状も含まれております。
高齢化社会において、中高年者の健康を増進することは、急務であり、本来であれば、政策として扱われてもおかしくない問題です。

現在、中高年者女性に対するホルモン補充療法(HRT)は、全世界的に広く行われるようになり、その有用性が広く認知されておりますが、 残念ながら、男性に対する治療法は、いまだ研究段階であり、”加齢性性腺機能低下症候群”という病名でさえ、一般に(医師もですが)、知られていないのが現状です。 この状況を打破するために、WHO(世界保健機関)が”healthy aging for men”の提言があり、研究、教育、社会への啓蒙を目的とし、国際学会であるInternational Sociaty for the Study of the Male(ISSAM) が設立されました。
本邦では、日本Men's Health医学会(旧:日本AgingMale研究会)が組織され、日本人男性の加齢について研究調査が行われております。