右脚ブロック|ED治療薬の服用は可能|池袋スカイクリニック

右脚ブロック|ED治療薬の服用は可能

池袋スカイクリニック

右脚ブロック|ED治療薬の服用は可能

2026年2月13日

Table of Contents

右脚ブロック|しばしば見受けられる心電図変化

右脚ブロックは、しばしば検診などで指摘されうる心電図変化です。

以前より右脚ブロックを指摘されている場合、生まれ持って右脚ブロックを持っていた可能性があります。 この場合は、症状があることはなく、病的な心電図異常ではなく、正常範囲と考えられております。 もちろん、運動制限や、治療は必要といたしません。

ED治療も受けていただくことが可能です。

心臓の電線である”右脚”の電動遅延

 心臓は、電気信号により収縮弛緩を繰り返す、いわばポンプです。この電気信号を、心室内で伝達する電線の役割をするのが、”脚”といわれる神経です。この”脚”は、左右に存在し、右側のものを”右脚”、左側のものを”左脚”と呼びます。

右脚ブロックは、何らかの原因で、この”右脚”の伝導が障害された状態です。

ブロックされた程度により、”完全右脚ブロック”、”不完全右脚ブロック”に分けられますが、 やはり、いずれも病気ではなく、正常な心電図変化とされております。

右脚ブロックの原因

 右脚自体の伝導が、もともとゆっくりな事に起因します。
心拍数が増加したときに右脚ブロックが認められることがございます(心拍依存性右脚ブロック)。これも、右脚の伝導がゆっくりなため、増加した心拍数に対して伝導遅延が生じるためです。

新たに右脚ブロックが出現した場合

新たに右脚ブロックが指摘された場合は、この限りではありません。疾患が隠れている可能性もあり、一度、専門医の診察を受けることをお勧めいたします。
正常範囲の心電図変化と考えるのでなく、例えばですが軸偏位はないか左室肥大はないか、虚血性変化がないかなど、注意して判断する必要がございます。

左脚ブロック

また、右脚ブロックは病的でないことがほとんですが、左脚ブロックは、病的である事がほとんどです。
左脚ブロックを認めた場合は、速やかに、循環器科を受信して下さい。

ブルガダ症候群

ブルガダ症候群という突然死をきたす疾患も、右脚ブロックに似た心電図変化をきたします。
今まで指摘された事がなっかった心電図変化であれば、循環器専門医の診察を受けることをお勧めいたします。

全てのED治療薬は服用可能|右脚ブロック

通常は、右脚ブロックがあっても、バイアグラレビトラシアリスの服用は可能です。

【ED】に関する最近の記事

夜間勤務や交代勤務に睡眠障害が加わった場合、EDの有病率が上昇する可能性がある
夜間勤務者はEDが多い?

夜間勤務者とED(勃起不全)のリスクを検証した研究があります。夜勤や交替勤務を行う男性は、日勤の男性に比べて勃起機能が低下していることが示されています。勤務形態によって生じた睡眠不足や生活リズムの乱れが、勃起機能に影響を与えそうです。また、ここでは、テストステロン補充療法の効果についても考察されています。詳しい内容を知りたい方は、ぜひ続きをお読みください。

Read More »
治療法の有効性は、プラセボ効果を排除した二重盲検試験でなされるべきである
プラセボ(偽薬)効果と二重盲検試験

プラセボ効果とは、薬の有効成分ではなく、治療への期待感や安心感によって症状が改善する現象です。特にED治療においては、心理状態が大きな影響を与えることがあります。二重盲検試験では、実薬とプラセボの効果を客観的に比較し、ED治療薬がプラセボを上回る効果を示すことが確認されています。しかし、低強度体外衝撃波療法では、プラセボ効果の影響を排除することが難しく、科学的根拠が不十分な場合もあります。詳しくは本文をご覧ください。

Read More »
バルデナフィルには、適応症はないものの、前立腺肥大症による下部尿路症状を改善する効果がある
バルデナフィルの下部尿路症状LUTSに対する効果

バルデナフィルの前立腺に対する効果についての研究結果をご紹介します。タダラフィルのネット広告などでは、前立腺肥大症に伴う下部尿路症状の改善効果が宣伝されている場合もございますが、それはタダラフィル固有の作用ではなく、バルデナフィルも同様の効果があることが示されています。共に、前立腺肥大症そのものを改善・予防するものではなく、それによって生じる症状を改善させます。ED治療薬は、やはり勃起改善効果を第一に考えましょう。タダラフィルとの比較も含め、詳細をぜひご覧ください。

Read More »
prp注射は多血小板血漿を用いたED治療ですが、未だ研究段階で実臨床に応用するには時期尚早です。
PRP注射:ED治療における多血小板血漿の効果

PRPとは多血小板血漿の略であり、その注射は、自己血由来の成長因子を利用して陰茎の血管や組織の修復を促すEDの治療法です。しかし、現在のところ、PRP注射は研究段階にあり、標準的なED治療法としては推奨されていません。軽症〜中等症の血管性EDに有効である可能性はありますが、臨床試験は小規模なものしか無く、治療方法も統一されていないため、慎重な判断が求められます。ED治療におけるPRP注射の可能性と限界について、詳しく見ていきましょう。

Read More »
抗精神病薬の副作用として体重増加が知られているが、その治療・予防にマンジャロが有効である
マンジャロは抗精神病薬誘発性体重増加を改善

抗精神病薬による体重増加は、精神的な健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。最近の研究では、GLP-1受容体作動薬であるマンジャロやオゼンピックが、抗精神病薬誘発性の体重増加を改善する効果が示されています。66,574人を対象にした後ろ向きコホート研究では、体重減少の幅が薬剤のリスクによって異なることが明らかになりました。精神と肥満の悩みを抱える患者にとって、これらの新しい治療法がどのように役立つのか、詳しく見ていきましょう。

Read More »
ボトックス注射によるED治療は、研究段階の治療法であり、一般診療として行うことは推奨されていない
ボトックス注射によるED治療について

ボトックス注射をED治療に応用しようとする試みがあります。シルデナフィルなどのPDE5阻害剤が一般的な治療法として広まる中、ボトックス注射は、ED治療薬の無効例に対して新たな選択肢として研究されています。しかし、現時点では標準治療ではなく、効果や安全性についてはまだ十分な科学的根拠がありません。この記事では、ボトックス注射のメカニズムや臨床研究の結果、ガイドラインでの位置づけについて詳しく解説します。興味のある方は、ぜひ続きをご覧ください。

Read More »