気管支喘息



【気管支喘息】

「気管支喘息」。

通常は、薬剤に対するアレルギーが認められない場合は、バイアグラレビトラシアリスなどのED治療薬により、喘息発作が誘発されることはございません。
また、各種気管支喘息治療薬と、ED治療薬の併用も可能です。

気管支喘息とは、何らかの原因により気管支が痙攣、収縮することにより生じる、呼吸困難をきたす病気です。
主な症状は、呼吸困難で、典型的には笛を吹いた様な呼吸(喘鳴)が特徴です。一般的には、この呼吸困難は、慢性的に続くものではなく、 喘息発作と呼ばれるように、発作時以外は、呼吸困難症状が消失致します。(重症喘息患者さまは、この限りではございません)
気管支喘息の原因としてアレルギーがあげられますが、原因となる吸入性環境アレルゲンが分かっており、これに対する特異的IgE抗体が陽性となる場合は、 アトピー型気管支喘息と診断されます。本邦でのアトピー型気管支喘息患者さんでは、ヒョウヒダニに対する特異的IgE抗体陽性を多く認めます。 しかし、アトピー型気管支喘息は、成人気管支喘息患者のおよ4割を占めているに過ぎず、残り6割は、非アトピー型気管支喘息となります。 つまり、原因となるアレルゲンが分からない場合が多く存在します。

気管支喘息の薬物療法は、アトピー型でも非アトピー型でも、変わりありませんが、アトピー型の場合は、当然ですが、アレルゲンの吸入を防ぐことが重要です。
治療薬の中心は、吸入ステロイドです。吸入ステロイド薬は、現在様々な製剤が市販されております。成分が異なるのはもちろん、ドライパウダー製剤であったり、エアゾル製剤であったり、 吸入デバイスも工夫されております。吸入ステロイド薬は、いかに吸入効率を良くすることも重要な要素になっております。

吸入ステロイド薬以外にも、β刺激薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬や、トロンボキサンA2受容体拮抗薬、Th2サイトカイン阻害薬、テオフィリン系薬剤(キサンチン誘導体)などがございます。
最近では、難治性気管支喘息に対して、抗IgE抗体薬や免疫抑制剤が用いられる場合もございます。


written by レトビアなら池袋スカイクリニック