ED治療に関する文献紹介


プリリジーで効果の得られなかった早漏症に対するユリーフの効果
プリリジーは、世界で唯一早漏症治療薬として認可されていますが、効果不十分例や副作用などで、満足が得られないことも多く見受けられます


ユリーフの早漏症治療薬としての可能性
従来の早漏症は、十分な効果が得られるものの、副作用で継続できない患者様もいらしました。
治療の選択肢が増える事は、患者様にメリットをもたらします。経験豊富な医師に相談しましょう。


シアリスの早漏症治療効果
早漏症は、EDに並んで、代表する性機能障害の一つです。
古典的にはパロキセチン(パキシル)による治療が行われてきましたが、シアリスを併用した場合の効果が検討されております。


乾癬とED有病率の関係
乾癬は、日本人の0.3%程度に認められる、比較的頻度の高い皮膚疾患です。
合併症として、関節炎や心血管系疾患、メタボリック症候群、精神疾患などが挙げられますが、EDも合併しやすいことが明らかになりました。


非専門医によるED治療の教育と実践
ED患者は膨大な数に上ると考えられていますが、ほとんどの方が未治療です。
一般臨床医によるED治療を普及させようとする試みです。


バイアグラによるED治療を中断してしまう理由について
バイアグラは非常に有効なED治療薬ですが、一部、治療を中断してしまう方がいらっしゃいます。
一番の原因は、間違った服用法により、十分な効果が得られなかった事です。


バイアグラは胎盤血流を改善し子宮内胎児発育不全を改善する可能性がある
子宮内胎児発育不全は、主な胎児死亡の原因となります。
この改善には、胎盤の血流を改善する必要があり、これをバイアグラが改善するとの事です。


バイアグラは二次性抗リン脂質抗体症候群による血栓症潰瘍に有効
抗リン脂質抗体症候群は、自己抗体による血栓症を来たす疾患です。
これによる網状紫斑、皮膚潰瘍にバイアグラが有効との事です。


サマリー(結語) -AHAのステートメント-
心臓病と性行為sexについて、AHAのガイドラインを解説してきました。
ご不明な点があれば、是非当院までご相談ください。


患者とパートナーに対するカウンセリング -AHAのステートメント-
心疾患は、精神面へ(メンタル面へ)様々な影響を及ぼします。性行為sexに関しても、ネガティブな影響を多く与えます。
これは、患者本人だけでなく、パートナーにも影響を与えます。


性行為sex、心血管疾患と精神的な(メンタルな)問題について -AHAのステートメント-
心臓病後の患者さまで、性行為に関するカウンセリングを受けたことはございますでしょうか?
日本では一般的でない性行為sexのカウンセリングですが、アメリカではガイドラインとして取り上げられています。


ハーブや薬草による性機能障害治療に関するステートメント
EDに効果があるとうたわれている薬草、漢方薬やハーブの一部には、バイアグラなどの成分が含まれることがあります。
これを知らずに服用することは危険であり、お体に害を及ぼす可能性がございます。


局所的な、または外用エストロゲン療法(女性ホルモン療法) - 心臓病患者における性行為に対するステートメント
更年期または、閉経後の女性に、性交時痛を訴える方が、しばしばいらっしゃいます。
この場合、エストロゲン製剤(女性ホルモン製剤)の経膣や局所への外用が有効で、心血管系疾患のリスクの増加も認めません。


バイアグラ等のPDE5阻害剤によるED治療に関する推奨事項 - 心臓病患者における性行為に対するステートメント
バイアグラ、レビトラ、シアリスは、非常に有効な勃起薬です。
一部疾患の患者さんには、使用に注意が必要ですが、多くの心血管系疾患患者では、安全に使用できます。


心血管系疾患の治療薬と性機能に関する推奨事項 - 心臓病患者における性行為に対するステートメント
高血圧や心臓病で治療している方は、日本でも大勢の方がいらっしゃいます。
これらの治療薬による薬剤性EDが危惧されますが、実際のところは、いかがなのでしょう?


肥大型心筋症(hypertrophic cardiomyopathy:HCM) - 心臓病患者における性行為sexに対するステートメント
肥大型心筋症と性行為sexに関する推奨事項です。
肥大型心筋症は、比較的頻度の高い心筋症です。運動に関連した心臓突然死の原因疾患の多くを、肥大型心筋症が占めています。


先天性心疾患と性行為sexに関するレコメンデーション
先天性心疾患と性行為sexに関する推奨事項です。
多くの先天性心疾患では、性行為sexは可能と考えれております。女性の先天性心疾患の場合、避妊妊娠は重要事項です。


不整脈、ペースメーカー、ICDと性行為sexに関する推奨事項のレコメンデーション
不整脈、ペースメーカー、ICDにおける性行為に関する推奨事項です。
コントロールが付いている場合は、性行為sexを避ける必要はございません。ICDが発動しても、パートナーに害は与えません。


心臓弁膜症と性行為sexのレコメンデーション
心臓弁膜症における性行為に関する推奨事項です。
有症状の場合、治療を受けてから安定化した後、性行為sexを開始しましょう。


心不全と性行為のレコメンデーション
心不全における性行為sexに関する推奨事項です。
心不全は病態は様々ですが、主には運動耐用能と性行為sexの可否は相関します。


冠動脈疾患と性行為のレコメンデーション
狭心症や心筋梗塞における性行為sexに関する推奨事項です。
術後の性行為sexを見送る期間や治療法の違いについてのレコメンデーションです。


心血管系疾患と性行為sexのレコメンデーション
心血管疾患全般における性行為sexに関する推奨事項です。


性行為sexと心血管系疾患のリスク - 心臓病患者における性行為sexに対するステートメント
性行為sexに伴う心血管疾患のリスクについてのステートメントです。


心臓病患者における性行為sexに対するステートメント-序文-
アメリカ心臓病学会から性行為sexに関するステートメントが発表されました。
心筋梗塞などの心血管疾患など罹患時の性行為sexの扱いについての報告です。


偽造シアリスによる低血糖症の報告
全世界で、偽造ED治療薬による薬害が報告されています。
日本も例外ではありません。


脂質異常症治療薬リピトールはEDを改善する可能性がある。
脂質異常症は、動脈硬化を引き起こすことから、血管性EDの原因疾患になります。
脂質異常症の治療薬が、脂質異常だけでなく、EDをも改善する可能性がありそうです。


糖尿病におけるED有病率
糖尿病は強力なEDの危険因子です。注意する必要がございます。
本邦における糖尿病患者さまのED有病率の報告です。


前立腺全摘除術後の勃起不全に対する陰茎リハビリテーションの試み
この方法は、陰茎リハビリテーションの、かなり有力かもしれません。
説得力のある報告です。


日本人に有効なペニスのリハビリテーション
諸外国では、前立腺術後のペニスのリハビリテーションの有効性が紹介されています。
本邦では、まだその報告数が少なく、今後のデータの蓄積を望みます。


5α還元酵素阻害剤dutasteride(アボルブ)による男性ホルモンの変化とQOLに関する報告
前立腺肥大治療薬であるアボルブには、それ以外にも効果がありそうです。
服用により、男性ホルモンであるテストステロンの血中濃度が変化し、影響が出そうです。


術前・術後日本人の勃起・性機能-外国人との比較-
勃起不全に対する考え方は、文化や民族の違いで様々なようです。
術後の勃起機能に対する希望にも表れています。


陰茎海綿体神経を再生を目指して
前立腺術後の勃起不全発症をいかに防ぐか。
基礎的な研究や臨床報告がございますが、今のところ決め手に欠いている状況です。


EDを自覚した性腺機能低下症候群(LOH症候群)患者に対する男性ホルモン補充療法の勃起機能への効果と予測因子の検討
最近注目されている男性更年期障害ですが、その症状の一つにEDがございます。
男性ホルモン補充療法は、EDを改善するのでしょうか。


射精障害治療におけるTENGAの可能性
間違ったマスターベーションは、後々の射精障害につながります。
膣内射精障害患者に、TENGAによる治療が有効であったとの報告です。


勃起薬の使用は早漏症を改善しうる
勃起薬は、単純に硬さをサポートするだけの作用なのでしょうか?
早漏改善効果も期待されていますが、論文でも早漏改善効果が指摘されました。


勃起機能に及ぼす冬虫夏草の影響
皆様は冬虫夏草について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
ここでは、勃起機能に対する改善効果について報告されています。


女性との共棲が加齢男性のテストステロン値と勃起能に及ぼす影響
パートナーあってのsexですが、そのパートナーの存在が勃起能に影響を及ぼすのでしょうか?
マウスでの報告ですが、興味深いので、ここで紹介いたします。


前立腺癌に対する高密度焦点式超音波法後のEDの評価
前立腺癌に対する低侵襲な治療法として高密度焦点式超音波法が注目されています
術後のEDに対する影響はいかがなのか興味が持たれます。


ED治療に陰茎海綿体自己注射とPDE5阻害薬の併用治療の2例
ED薬単剤で効果不足な方は、どうするのでしょう?
その一つの回答が、陰茎海綿体自己注射とED薬の併用治療かもしれません。


勃起不全を主訴に受診した血液透析患者の検討
血液透析患者さんは、効率に勃起不全を合併します。
この場合、主にバイアグラを処方しますが、その効果や、他の勃起薬はいかがなのでしょうか。


高用量レビトラ20mgの使用経験
この報告もまた、レビトラ20mgの効果、副作用についてです。
レビトラ20mg、良い薬です。65歳以上に適応拡大されるといいですね。


書類・診断書希望のED症例の検討
EDの診断書を希望される方にも、様々な理由がございます。
その内訳と、EDの診断書を作成するにあたり、必要な検査についての発表です。


前立腺全摘除術患者およびパートナーの術後の性生活に対する考え方および治療に対する希望
性生活は、ご夫婦の性生活において、どのくらい重要なのでしょうか?
前立腺術後の希望する勃起機能についてのアンケート結果です。


レビトラ(塩酸バルデナフィル)20mgは年齢に関係なく有効である
レビトラが人気なのは、理由がありそうです。今回は、その確実な効果についての報告です。
術前術後の勃起機能、性負担感等についての報告です。


腹腔鏡下前立腺全摘除術前後の性機能および患者負担感に関する検討
腹腔鏡下前立腺摘出術は低侵襲な手術法です。術後の勃起不全の発症はどうなのでしょうか?。
術前術後の勃起機能、性負担感等についての報告です。


StageC前立腺癌治療後の性機能の長期的検討
前立腺がん治療後に、勃起不全を生じる事が多々見受けられます。この報告は、勃起不全の発症について、治療法の違いなど含め検討されています。


経口勃起障害治療薬の真偽性評価と対策
ED治療薬販売各社が、インターネット通販で購入したED治療薬を分析、評価しています。


PDE5阻害薬による心血管イベントの予防について
ED治療の中心であるPDE5阻害剤ですが、ED改善以外の効果も指摘されています。


EHS(ErectionHardnessScore)の有用性
EHSは、簡便な勃起不全の指標であり、ご自身でセルフチェックできます。 勃起不全を診断することにより、動脈硬化の早期診断につながります。


偽造ED治療薬の消費による健康被害リスクの低減対策:偽造財の経済学的分析から
偽ED治療薬は、日本のみでなく全世界的な問題です。経済的にも、不利益が多く、また、その収益の使途にも問題がある可能性がある。


メタボ時代における男性ホルモン療法、ED治療はアンチエイジング戦略上重要か?


糖尿病におけるEDの発症機序一血管内皮機能を中心に-
糖尿病は血管病ともいえる疾患です。EDもまた血管病です。


タダラフィル(シアリス)を用いた両側神経温存根治的恥骨式前立腺摘除術後の薬剤リハビリテーションは、ペニスのサイズを維持しうる
Tadalafil rehabilitation therapy preserves penile size after bilateral nerve sparing radical retropubic prostatectomy.


インスリン抵抗性を持つ勃起不全患者にシルデナフィル(バイアグラ)に、メトホルミンを追加した場合の勃起改善効果
ADDITION OF METFORMIN TO SILDENAFIL TREATMENT FOR ERECTILE DYSFUNCTION IN EUGONADAL NON-DIABETIC MEN WITH INSULIN RESISTANCE.


前立腺がん治療後のED発症のリスクは予見できるか
Prediction of Erectile Function Following Treatment for Prostate Cancer


勃起薬を使用する男性の性感染症有病率
Sexually Transmitted Diseases Among Users of Erectile Dysfunction Drugs: Analysis of Claims Data


心血管リスクの低減をターゲットとした生活習慣の改善と薬物療法は、勃起不全を改善する
The Effect of Lifestyle Modification and Cardiovascular Risk Factor Reduction on Erectile Dysfunction


HIV感染者の余命に関する報告
Impact of late diagnosis and treatment on life expectancy in people with HIV-1: UK Collaborative HIV Cohort (UK CHIC) Study


written by バイアグラ処方 は池袋スカイクリニック(東京)