プロペシア服用上の注意事項



疑問


服用タイミング

注意事項

Q.いつ飲むのが効果的なのでしょうか?

A.プロペシア服薬のタイミングによる効果の差は、指摘されていません。 ご都合の良い時間帯に服用してください。24時間おきの定期服用を心がけてください。 お薬の体内での濃度が安定し、効果が出やすいと考えられます。

Q.食前食後、どちらでも良いのでしょうか?

A.食事による体内への吸収の影響は指摘されていません。食前食後どちらでも服薬可能です。

Q.主な副作用を教えてください。

A.性欲減退がおよそ1%です。 服薬を中断しなければならないほどの、 強い性欲減退は認められていません。 嘔気、食欲不振などの消化器症状も数%認められます。 服用開始時に多く、継続すると、改善され場合がほとんどです。
例外的な副作用として、肝機能障害が、数万人に1人程度いらっしゃいます。 その他、アレルギーを生じる場合がございます。 非常に安全な薬剤といえます。

Q.前立腺ガンの検査を受けようと思いますが、服薬していることを伝えたほうがよろしいでしょうか?

A.必ず伝えてください。 プロペシアは、前立腺ガンの腫瘍マーカーであるPSA値を、およそ半減させます。 つまり、服用している方は、PSA値を倍にして考える必要があります。 前立腺がんを見落とす危険性がありますので、必ず担当の先生に、服用している旨、お伝え下さい。

Q.献血したいのですが、服用中でも良いでしょうか?

A.プロペシアの服薬中の方は、献血できません。 輸血を通して、妊娠中の女性の体内へプロペシアが入った場合、胎児へ影響がでる可能性があります。 よって、献血はできません。 もし、どうしても献血したい場合は、服用を1ヶ月中断していただく必要がございます。

Q.スポーツをやっています。プロペシアは、ドーピング検査上の問題はないのでしょうか?

A.2009年4月より、ドーピング検査の対象から外れます。服用を継続していても、特に問題ございません。 ドーピング薬の隠蔽効果があったため、以前までは、ドーピング検査対象でした。

Q.風邪薬や胃薬、血圧の薬などを服用したいのですが、併用は可能ですか?

A.併用可能です。現在のところ、併用してはならない薬剤は指摘されていません(併用禁忌薬)。 プロペシアは、海外では、前立腺肥大の薬として、約20年の使用実績のある薬です。 お薬併用に関するデータは豊富です(そのため、このようなお答えができます)。

Q.現在、子供をもうけたいのですが、プロペシアの服用は、胎児へ影響ないでしょうか?

A.胎児への影響は、考慮しなくて良いです。 プロペシアに限らず、男性側の服用薬の胎児への影響は、考慮しなくて良いことがほとんどです。



質問と解答集
  1. 効果は?
  2. どのような方に効果的なのでしょうか?
  3. 服用に当たり注意することは?
  4. ジェネリック医薬品はありますか?
  5. そのほか、生活する上で注意することはございますか?